レモン2008年を代表するスポーツサプリメントの一角、HALEO「C3X-SC」の解説ですが、C3Xを理解するには、まずBCAAを熟知しないといけません。

なので、BCAAの基礎知識を紹介していますが、今回はその続きです。

前回、BCAAは、医療の分野で筋分解抑制と筋合成促進目的の利用されてきたバックボーンを持つ優等生で、アスリートには筋量増加のみならず、筋持久力や疲労抑制効果などのエルゴジェニックな作用を持つ事を紹介しました。

さて、前回だけでもBCAAが必須サプリである事がご理解できたでしょう。
【今更訊けないBCAA #3】
BCAAは、パフォーマンスや筋量増加を目指すアスリートだけの物か?この問いが愚問である事は、サプリ塾塾生なら瞬時に判断できるだろう。

BCAAは、一般のトレーニーが摂取すべき第一のサプリなのだ。

何故なら、BCAAは、筋量増加作用やパフォーマンス向上だけでなく、疲労防止作用と疲労回復作用が最も高い栄養素だからだ。BCAAは、運動中の疲労感を軽減するだけでなく、翌日の疲労感を減らす作用があるのだ。

更に、ダルさや気力の低下抑制だけに留まらず、BCAAには、遅発性筋肉痛を軽減する作用が強い。

これら2点から、トレーニングによる疲労や痛みによって、翌日の仕事量や生産性が低下する事がなくなる。翌日の痛みや疲労感が気になって、しっかりとトレーニングを行えなかった人やジムに頻繁に通いたい人も安心してトレーニングに打ち込めると言う物だ。

そして、全ての運動する人に関する重要なBCAAの作用を忘れてはならない。
それは、BCAAには、運動中の体脂肪の利用率を高めてくれる作用があるのだ。

一般的に、運動中は筋中グリコーゲンが利用され体脂肪利用へは中々シフトしてくれないと考えられているが、BCAA摂取によって、体脂肪の利用率が高まって、グリコーゲンが温存されるのだ。この作用は、先の客観的疲労抑制作用のメカニズムのひとつを担う。

つまり、BCAAは、脂肪燃焼作用も高い栄養素なのだ。更に嬉しい事に、アスリートを対象にした試験では、ウエスト周りの体脂肪の減少が促されたと言うのだから、お腹周りを何とかしたい人なら誰でもBCAAを使用したいところだろう。

まとめるとこうなる。
BCAAは、筋分解を防ぐので、筋損失を減らして筋量を残す作用が高い。
BCAAは、筋合成を活性化するので、筋肉量を増やす作用が高い。
BCAAは、運動中の体脂肪の利用率を高める。

よって、BCAAほど、多くのトレーニーが欲する「体脂肪を減らしつつ筋肉を付けたい」と言う目的に適する栄養素はないのだ!

BCAAは、利用者のパフォーマンスを高めるエルゴジェニックエイドであるが、身体の中身を変える「体組成改善作用」が最も強い栄養素の一つと言えるのだ。



【今更訊けないBCAA #4】
BCAAは、肝臓保護や強化などの健康増進作用と、パフォーマンスアップ作用が強いスーパーエルゴジェニックサプリであるが本質を見誤ってはいけない。

BCAAこそ筋量を増やすために最も重要なサプリメントなのだ。

筋分解を抑制しつつ、筋合成を高める作用が強力である事が臨床的にも証明され、医療の現場でこれほど利用されてきた栄養素も珍しいのだ。

そして、サプリ塾塾生なら理解されていると思うが、広い範囲で筋肉の分解を抑える事、すなわち運動時のみならず日常生活において筋肉の損失を無くす事こそが、筋量増加や筋肉による体重増加への最短の道のりなのだ。

そのキーとなるのが、BCAAの利用なのである。

後編へ続く



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