「マスター VS 崖の上のポニョ」 基本編

全くもって、宮崎監督も罪な映画をこしらえてくれたもんだ。
子供がハム&ラーメン好きになっちまったじゃないか!

安ハムの裏面ラベルをみてみよう。
そも、ハムとは豚肉からできでいるシンプルな保存食のはず。

そこに並ぶは、「大豆タンパク」、「卵白」、「水あめ」、「増粘剤」等々の増量物。すなわち、ハムの重量をかさ増しするためのフェイク。

そして、ほぼ漏れなく付いてくるのが、保存料と発色剤。

こんなものを好きになっちゃいけないんだー。
そんなワケで、対抗するには、自分で何とかするしかない!

塩コショウ【工程 1】
今回は、ソーセージ風味とパプリカ風味。
もちろん、塩だけでもOK。

右:ボウルに荒塩、セージ、ガーリックパウダーを投入。
左:荒塩、パプリカ、ガーリック。


まぶし【工程 2】
国産豚モモ肉、もしくはバラを適度にスライス。
できれば、(自称)抗生物質やホルモン未使用ものを手に入れよう。

1を刷り込むが如く、肉によくまぶす。


寝かし【工程 3】
2をジップロックに入れ、丹念に空気を抜く。
冷蔵庫に入れて、ビール瓶やワインなどで重石をする。

待つ事、3〜7日。
この間、水分が染み出てくるので、キッチンペーパーなどで吸い取る。
そう、ハムは本来、水分が抜けているもの。市販品は、増量のため、水を注入しているのだ。


パスタ【完成】
普通の料理に使用する時は、塩抜きを兼ねて、軽く水洗いしてからスライス。
煮込み料理などには、隠し味として、そのまま投入しても良い。

写真は、パプリカ風味をスライス。
これで、ペペロンチーノを作ると誰でも名人級の味に。


ベーコン&エッグスセージで香り付けしたソーセージ風味が異様に旨い!

スライスして、煙が出るくらいの強火で、カリカリに焼いた後にタマゴを割り入れる。

イギリス留学時代を思い出す目玉焼きの完成だ!
イギリス行ったことないけど!

すっかり、最近のマスターの野外料理の定番となっている。

次回、「マスター VS 崖の上のポニョ」 激闘編(ラーメン編)へ続く


【関連】
モテモテ! 男の家庭料理 その1
モテモテ! 男の家庭料理 その2(「VS崖の上のポニョ」基本編)
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