減量期その2「サーモジェニックオフ期間-1」
今回からは、サーモジェニックサプリを使用した2ヶ月程の「積極的脂肪燃焼期間」を終えた後の「サーモジェニックオフ期間」について考えてみよう。

今回は、サーモジェニック非摂取期間中も、体脂肪を減らしたい場合のアプローチを紹介。

体脂肪をまだまだ減らしたい方は、オフにしたサーモジェニックの代わりにCLAL-カルニチンを採用しよう。

体脂肪燃焼サプリをオフにする理由は、慣れを防ぐためと身体の防衛反応を防ぐためであるが、CLAとカルニチンによる体脂肪利用率促進効果は、穏やかである代わりに、刺激性がなく、身体の適応による効果の減少も起き難いのだ。

また、幸か不幸か、積極的燃焼期間中に、身体が防衛反応を示し始めた人にも、CLAとカルニチンの組合せは効果を発揮しやすい。
減量期2+CLAは、筋肉のインシュリン感受性を高める事で、体脂肪の蓄積を予防しつつ、体脂肪の分解と酸化を促すので、一人二役、体脂肪に対する攻めと守りの効果があるのだ。

CLAはまた、体内でのL-カルニチンの働きを高める作用が強い。脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ役目を持つカルニチンが活性化すれば、脂肪酸の酸化が促進される。つまり、CLAによって遊離された脂肪酸が、活性されたカルニチンによって、ガンガン燃焼されやすくなるのだ。

L-カルニチンの単体での減量効果は、人によってはあまり望めないかも知れないが、CLAとの関係(※)は豆と人参、本来、組み合わせて使用するべきなのだ。

この二つの組合せは、理想的かつ経験的にも優秀であるが、ただ摂取しているだけでは、サーモジェニックほどの体感は無いかも知れない。

脂肪酸の遊離と酸化を最大限に促すには、有酸素運動、もしくはサーキットトレーニングなどの高心拍数運動を加えると良いだろう。

サーモジェニックス使用中は、その強力な作用によって、基本的には高心拍数運動や有酸素運動を必要としない(もちろん、行っても良い)。

CLA+カルニチン+有酸素運動(あるいは高心拍数運動)の組合せは、心臓や筋肉での脂肪酸の燃焼に効果的であるだけでなく、防衛反応で応答性が悪くなった身体にも効果的なのだ。故に、体脂肪率が10%を切って、落ちにくくなってからのもうひと絞りにも、人気のコンボでもある。

もちろん、予算がある人は、CLAをアルファリーンに変えてみると良いだろう。

#5へ続く


※ テストステロンブースターとも惑星と衛星の関係



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