オーバートレーニングは、慢性疲労やパフォーマンスだけでなくヤル気の低下にもつながるので、長期間のハードワークは一般的には敬遠されがちですが、比較的最近のスポーツ科学によれば、オーバーワークを上手く利用することで、パフォーマンスを底上げする事が可能だそうです。

これは、サイクルトレーニングの一環として、的確に組み入れられて、回復のバランスがとれてこそ初めて達成される上級テクニックなので、素人には難しいかも知れませんが、このスポーツ科学を知らずとも、最前線の現場における「勘」によって既に体得しているアスリートもいるのです。

「アノ子は、俺に気があるかも知れない・・・」

と言う「野生の勘」は、外れる事が多いですが、現場における直感と言うものは、しばしば、理屈や理論と言う道程をを超越して真理に達する事があるものです。

この場合においても鳥山明氏の「サイヤ人は、死にかけるほどのダメージから復活する度に、大幅に強さを増す」と言うサイヤ人理論と言う勘が、科学によって遅れて証明された訳です(笑)。



我々は、ややもすると頭でっかちなってしまって、オーバートレーニングを恐れるあまり、トレーニング強度を落とす理由に利用しがちで、ある意味「オーバートレーニングシンドローム・シンドローム」に陥っていないでしょうか?

これらの考えは別にトレーニングに限った話ではありませんが、年間を通したトレーニングサイクルの中に、1ヶ月ほど中高学生の部活のようなガムシャラな期間を設けても良いのではないかと思います。

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