4〜5年前のことである。
「お前が好きそうだから、やるよ」
たまたま、仕事で関西に来ていた友人が携えていた文庫本をもらった。

確かにそこには、田舎生活に憧れ、日々、家庭菜園に精を出す人間が羨むような世界が広がっていた。

田舎生活の豊かさや少年時代のモヤモヤとした憤り。
そして、最後まで読み進めると、ホロホロと止まらない涙・・・。
出勤中の電車なのに困った困った!
2008年7月10日(木)
何でも映画化されて、ただ今、上映中らしい。
近所でやっているから、母を誘って家族で行ってみた。

きっと、おばあちゃん役は、西川へレンさんだろなぁ〜。
原作の田舎暮らしがどのように描写されるのか気になって、何の予備知識もなしに、何となしに観に行った映画。

西の魔女が死んだ
冒頭から涙を流すくらい涙のパッキンが緩んでいる(※)マスターや西田局長でなくても、泣けて泣ける映画だった。

原作者である梨木香歩さんの小説やエッセイの世界観が好きな人が、そのイメージを確かめるのにも良いだろう。

そして、原作なんて全く知らなくても、オールドファッションな暮らしに全く興味がなくても、かつて、おばあちゃんっ子だった人や涙腺の煙突掃除をしたい方は是非。

「西の魔女が死んだ」は、祖父母とその孫に観せたい映画である。


※ 火垂るの墓を観た事がなく何一つ知らないが、その実写版の予告編を観ただけで泣いてしまう