~終わりに「マスターの場合」 前編~

マスターは、脳機能や認知力に対して何故にココまで熱いのだろうか?

ひょっとしたら、3つ子の魂100までの如く、中学生の時に出会った「ガラスのジェネレーション」と言う曲の一節、

「つまらない大人にはなりたくない」

と言う言葉がいまだに、心の底にたぎっているのかも知れない。

では、そのつまらない大人とは何だろう?

沢山あるが(笑)、ひとつだけ例えるなら、道で行き交う中高年に観られる、働き過ぎ、あるいはその逆の温過ぎによって、自我や個性、柔軟な思考力、客観性、そして主体性が崩壊し、欠落してしまった人達がそのイメージに近い。


自我や個性、柔軟な思考力、客観性、主体性と言う物もまたニューロンが生み出す「脳機能の産物」であり、それらのキャラが薄くなると言う事は、脳機能や神経伝達物質、シナプス感受性、ホルモンレベルが低下した事に他ならない。

言い訳に耳を傾けないとすれば、その原因の多くは、単純なメインテナンス不足ではないだろうか?身体と言う乗り物、脳と言うCPUに対するちょっとした客観的ケアが足らない、愛機に対する愛が足らないのである。

確かに、衣食住を削ってまで博打に精を出す人々のように、超低コストでも身体に乗り続ける事はできよう。しかし、ビジネスマン、一家の船頭として生きて行くならば、自分自身をレーシングカーのように多少のコストは惜しまずにメインテナンスすべきである。



嬉しい、悲しい、悔しい、驚いた。

人生や個性の一部は、それら感動の総和によって構成されるが、外部からその信号を受信するのも脳である。

当然、脳機能が低下すれば、受信感度も悪くなり、感動も軽減されることであろう。

その状態に甘んじた姿勢を続ける事こそが、人生の旨味成分の濃度ならびに、他人と自分の違いを決定付ける個性が薄くなった「つまらない大人」の一例ではないだろうか?

栄養編-7へ続く



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