サプリマスター店頭及び、通販時にオマケでついてくる読み物。

「えせトレーナーのトレ講座:オフライン」Vol.9 
背中のトレーニング上級編 & これだけはやっておこうシリーズ4


背中のトレーニングにおいて一番大切な要素は何だろう?
パンプ感?アイソレート?

ウエイトトレーニングで背中を収縮させるためには、他の筋群を使用することが多いので、背中自体を単品で収縮させるアイソレーションは難しい。

しかも、競技のためにウエイトを行っているなら、背中をアイソレートして鍛える必要性も無い。背中の発達の重要な要素、それは、恐らく「ストレッチ感」と「強度」に他ならない。

背中はその性質上、軽い重量でパンプさせる事のみで大きくする事はできない。
デッドリフトのような破壊的負荷が必要なのである。

そして、同時にアイソレートしにくい部位なので、レップ毎にストレッチ感が得られる種目をひとつは、採用すべきである。ストレッチされる事で、背中の筋肉の収縮を感じ取る事ができるからだ。

ダンベルロウは、最も優れた背中の「ストレッチ種目」の一つである。このテのワンハンド種目は、片側ずつ動作を行うので、ボトムポジションで肩甲骨を広げることが可能となる。

この稼動域の拡大によって、オーバーストレッチをかけることができるので、是非、採用したい種目のひとつだ。

しかし、本や雑誌などのマニュアルに見られるような、上体を床に対して平行に倒すような健全なフォームでは、いささか重たい重量を扱いにくく、稼動範囲も限られる。

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