あなたも作れる「チョリソ風味のベーコン」 決定版 前編 

チョリソ風味のベーコンスペインに行った事のある人なら、忘れる事ができないのがスペインソーセージ「チョリソ」の類を見ない旨味と、スペイン菓子「トゥローン」の本当にホッペが痛くなる位の美味しさである(スペイン行ったことないけど)!

残念なことに、どうやらこの日本では、そのどちらもやや近い物は手に入っても、本物は手に入らないようだ。

しかし、チョリソに関しては、大人しく諦めて良いような並みの美味しさではない。

食品としての賞味はもちろん、食材として料理へ使用した時のインパクトは、核兵器級の卑怯さを持つほどの旨味を料理に与える。

そんなワケで、本当は腸詰の器具を買って一から作れば良いのだけど、とりあえず、簡易的にその味だけを擬似再現してみよう。

材料「材料」
豚ばら肉:500g
パプリカパウダー:1瓶
ガーリックパウダー:1瓶(生ニンニクでも良い)

スーパーで買うのは、これくらい。安いもんでしょ?

香辛料ミックス「工程1」
味付け&防腐のための香辛料ミックスを作る。
パプリカパウダー、ガーリックパウダーを良く混ぜる。
これに更に、荒塩30gと砂糖少々を入れて更に混ぜる。



肉「工程2」
肉の準備。
豚ばら肉を流水で良く洗う。
水気をキッチンペーパーなどでふき取る。
三等分する。


パック「工程3」
肉の味付け。
「工程1」のボウルに、「工程2」の肉を投入。
手で刷り込む様に、良くまぶす。



パック2「工程4」
熟成期間。
ジップロックなどの密封パックに入れる。
重石をして、冷蔵庫で7日間前後、寝かせる。
寝かせる期間が長いほうが、味が良く染みる。

さて、1週間ほど寝かせてから、いよいよ、煙で燻して燻製にする実践編に突入する訳だが、「燻製なんてマニアック」「現実的じゃない」と、お嘆きの方もいるかも知れない。

実は、わざわざ燻製にしなくても、今回の「工程4」までで、そこそこアノ味に近いものが再現できているのだ。

そんな訳で、1週間くらいで使い切る場合は、保存性は関係ないので、燻製が面倒な方も是非、挑戦してみましょう!

実践の後編へつづく(また来週〜♪)



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