駅には、自転車で向う。
止めるは、駅までかなり歩く必要のある無料駐輪場。

駅近「市営駐輪場」があるが、そこは有料。
利用しない。
月々、数千円を払うのが惜しいからではない。

もちろん、目先の金銭ではなく、対費用効果を考えると使用したくなくなる。
何故なら、3ヶ月契約するだけで、1台自転車が買えてしまうからだ。
しかし、有料駐輪場を使用しない最も大きな理由は、その存在意義にある。

21世紀になってからできたその駐輪場ならば、ICタグなどで完全無人化できるはずである。なのに、「逆2007年問題解消」のためか知らぬが、そこで多くの人が働いているのだ。

その就労先確保の為のシステムとそれゆえのコストパフォーマンスの悪い料金体系は、いただけない。無人化すれば、無料は無理でも未来の負債には、ならないはずである。

そんなこんなで、反骨の意思表示として有料駐輪場は使用しない。

さて、ここからがやっと本題。
就労先確保の為の職業と言えば、市内を回る生活安全パトロールカー。

真面目に勤務している人も数多くおられる事だろうが、我が街の一部のパトロールが勤務時間帯であろう時間帯に、とあるスポーツクラブに併設された喫茶店内で、時間を潰しているのを去年、何度か見かけた。

以前から、話に聞いてはいたので、何とも思わなかったが、その場所たるは、昨年の女児殺害事件と同じ町内なのである。

事件後、当然ながら、そのパトロールの人達を子供達の下校時刻にその喫茶店で見かけることはなくなった。

もしも、その人達が人並みに職務を果たしていたなら、あの事件は起きなかったかも知れないとまでは思わない。しかし、生涯現役という言葉は、素晴らしいが、それを体現できない引退後の人達に無理に仕事を作る必要はないと思ったって話。

そして、これからの混沌、混迷の時代の地域の安全に対して、人任せにしない地元住民による自警団が数多く登場することになるだろう(※)。そこで、これらの自警団に戦闘技術や安全確保のハウツーを指導する自警団インストラクターや武器を供給する商売が流行るかも?わざわざ職業を捏造しなくても、引退後に働きたければいくらでも「創業」できるっていう二段オチでごめんなさい。

※ 現在、自主的に行われている方々、ご苦労様です