自分も含めて、同級生3人（3組）が結婚する際に
「俺と結婚するなら、ＡＴ限定解除してもらうぜ！」
てな感じで、結婚前に相手をマニュアルミッションの教習に送り込んだ。
環境ホルモンの影響で、女の尻に敷かれる男が増えた中、心温まる話である。

そのうちの一人が相方が中々上達しない理由として、
「少々、繊細さが足らない」
と言うのを挙げた。

繊細。繊細さかぁ。
考えた事もなかったなぁー。
自分の運転に関する基準は、美しさ。
え！？クサイ？
自動車というものは、人を運ぶ道具、手段に過ぎないので、速い事は当然である。
速いと言うのは、車のスピードを出すという事ではなく、絶え間ない予測によって、無駄な加減速などの無駄な動きを省く事。

美しさというのは、ラインの美しさや他者（他車）に自分の動きを予測させられる挙動をとれるか・・・と言うのもあるが、その本質は、同じ距離を同じタイムで走った時に、如何に燃料消費が少ないかというところにある。
少ない燃焼で速く走る。たくさん薪をくべて速く走っても美しくない。
おいおい、環境問題の話なんかではないぞよ？リープヘン。

改めて分析すると、繊細かも知れない。
でも、それを言うならアレの方が繊細と表現するのにピッタリじゃない？

＃１へつづく


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