ヱヴァンゲリオン!? トレーニングというものは、肉体を作っているようで、実は、心を作っているんだ。このような内容の話をマッスル北村氏はのこしました。

 肉体だけでなく、精神と身体を同時に、そして同じ様にとらえて鍛え、高めていきましょうという話に多くのトレーニーが共感したものです。

 また、僕は、「Thinking of you」という歌の

今、僕は何処にいる?
いつも足元を見失うな
狂ったフリをしても正気を保て


 という一節が好きです。この現代社会で、長い年月の間、正気と自我を保つのは難しいのではと常々考えるからです。

 この現代のストレス社会は、常に我々の脳に負のインパルスを打ち込みます。肉体的及び精神的ストレスによって、脳の神経細胞の弱い部分は、退縮していくのではないでしょうか?
 良く「ストレスに強くなる」と言いますが、本当の意味で強くなっているのでしょうか?「強くなるのではなく、脳の反応が鈍くなっているのではないか?」「強くなる代わりに細やかな感受性が失われているのではないか?」などと思ったりもします。

 ストレスにさらされ続ける事だけでなく、情報過多や情報操作によって、本来は強くあるべき自我や自己といったものが弱くなってしまわないか?ストレス社会や環境悪化、環境ホルモンで薄くなるのは、精子だけでなく、個性やキャラクターすら薄くなりるのでは?

 この世の中で、自我を保って自己を高めていくならば、日々襲ってくる負のインパルスから、新鮮で活きのいいニューロンを守らないといけません。

 その為には、日々の肉体的鍛錬や精神的鍛錬によって、自分自身を強く柔軟にしていくしかありません。車やバイク、パートナーを乗り換える事はできても、自分から降りる事はできないからです。

 そんなワケで、脳細胞のニューロンを守り、閃きと煌きを生み出すポジティブなニューロンを新たに増やすために、鍛錬と積極的サプリメンテーションによる自機(自分自身)のメンテナンスを続けて行きたいと思います。

#2へ続く


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