プロトタイプC+健康体力研究所が久々にユニークなサプリを開発した。

その名も「BCAAシトルリンプラス」である。

おっと、慌ててはいけない。

シトルリンは、厚生労働省が食品としての使用を認可したばかりのホットな成分である。なので、発売日はまだ先。


アスリートの間では、BCAAと言えばHALEOのC3X(コアスリーエクストリーム)の一人勝ち。ほぼ、独占状態である。他メーカーのBCAAが売れない時代となってしまった。それは致し方ない。

C3Xは、元々のBCAAとしての品質が良い上に、バイオペリン添加によって、体内利用率が最も高く、かつ、グラム単価も最も安い。

そんなスポーツサプリ業界のBCAA事情に一石を投じようと言うのが、シトルリン配合のこのBCAAなのだ。

【シトルリンって何やネン?】
シトルリンは、アルギニンの前駆物質でスイカに多く含まれる栄養素である。シトルリンは、体内で速やかにアルギニンに転換し、体内のアルギニンレベルを高める。高容量のアルギニンを直接経口摂取しても、同様の現象が起こるが、一説にはシトルリンの方が確実性が高いとも言われる。

ともあれ、体内のアルギニンレベルが高まると、一酸化窒素(NO)の生成が増加し、血管拡張や血流の増加が起きる。知っての通り、血管拡張と血流量の増加は、筋肉への各種栄養素の取り込みを増やし筋肉の成長や回復を早める。

また、トレーニング時には、筋肉の凄まじい張り、すなわち、パンプ感を高める。



【BCAAシトルリンプラス】
BCAAにシトルリンを添加したこの新製品は、15g中にBCAA10g、アルギニン1000mg、シトルリン1000mgを含む。

水に溶かして美味しいグレープ味と言う事なので、今回は「ペーハーバランスなんて何ともないぜ!」といった感じにワークアウトドリンクとしてトレーニング中に摂取してみた。



【感想とか】
味は、ニューケアのBCAAブラストに近い。トレーニング中に摂取しても違和感がなく、パンプ感もトレーニング前にマッハ5などを摂取したときのようである。

それより、今日は、朝っぱらからジムでサプリの試飲会をやっていた。

大手のスポクラと違って会員数(母体数)が極端に少ないところでご苦労なことだが、BCAAシトルリンを試していたので試飲は遠慮した。

それにしてもその試飲会のサプリは凄い商品名だった。

今年、厚生労働省の指導によって、健康食品大手のDHC、ファンケル、小林製薬などが「あからさまな商品名」の製品の名称変更を行ったばかりだがその試飲会の「クエン酸サプリ」の商品名はもっとアカラサマだ。


そう言えば、クエン酸もスポーツサプリとして人気があるが、スポーツ時以外にも良い摂取タイミングがあるのをご存知だろうか?

そんなワケで、明日、定休日のお題はクエン酸



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