デジタルリマスター版前回のおさらい】
 自分よりも凄い身体やトレーニングを間近に見ることで、たちどころにパワーアップが可能である。諸君、ホモ疑惑がかけられても、益荒男(ますらお)のトレーニングを刮目して見るのだ!

 映像においては、アーノルド・シュワルツェネッガーの映画は、必須科目である。バンジージャンプに挑戦せずして大人になれないのと同様、シュワちゃんと言う通過儀礼なくしては、一人前の筋肉野朗にはなれない。

 普通に筋トレしているなら、「ライトトレーニー」「ファントレーニー」であっても、シュワちゃんのDVDは持っていて当然・・・しかし、マスターは忘れていた。この世には、もうひとつのバイブルがあった事を・・・。
 昔々、有名なボディビルダーを招いたイベントの裏方なんかを数多くしていた時に、仕事をしながらついでに聞き耳を立てていると、たいていは次の話がでます。

お客さんA「背中のトレーニングのコツを教えて下さい」
お客さんB「やっぱ、アレができないと駄目ッスか?」
トップ・ビルダー「えっ!?そりゃ、アレができた方が良いですよ」

 アレこそが、筋肉野朗の聖典ブルース・リー「ドラゴンへの道」のワンシーン、チャック・ノリスとの対決前の準備運動でリーが見せる肩甲骨グリグリです。あたかも脱臼したかの如く、肩甲骨が背中から飛び出るのです。

 セミナーに参加するトレーニーは、ドラゴンへの道観賞率が高いようで、
 「あのシーンくらい自在に肩甲骨をコントロールできないといけないよ」と良くセミナーなどで引用されたりします。

 え!?僕ですか?
 できません。
 つい最近、サプマスで極真の松岡先生と色々と話していたところ、思い出して「できるようになろう!そのためにはまず、DVDを買おう!」と思いカートに入れる直前、「何!?アリー・マイ・ラブBOXが半額!?むふ〜ぅ!!※」とアリーを大人買いしてしまったので、ドラゴンへの道は年内には買いたいと思います。

 ちなみに、肩甲骨グリグリのシーンは、無料動画GYAO(ギャオ)内の昭和チャンネルで放映中のブルース・リー「死亡遊戯」のオープニング中にチラッと出てきます(見た事のない方は是非!何が起こったのか解らないくらいのインパクト!)。

※ アリーマイラブも筋肉のためになる 理由その1 理由その2