皆さんは、魚を週に何回くらい食べられるでしょうか?
僕は、週3〜5回は食べると思います。ちなみに昨日は魚?アレ?肉?えーと、何を食べたっけ?脳に水銀が溜まってるかも!?
なんて冗談はさて置き、今月、アメリカでは魚に対するふたつの意見が対立しています。長いけど、読んでみて下さい。
僕は、週3〜5回は食べると思います。ちなみに昨日は魚?アレ?肉?えーと、何を食べたっけ?脳に水銀が溜まってるかも!?
なんて冗談はさて置き、今月、アメリカでは魚に対するふたつの意見が対立しています。長いけど、読んでみて下さい。
妊婦の魚摂取はリスクよりも利益が上回る
米国では2001年、米国食品医薬品局(FDA)および米国環境保護局(EPA)が、「妊婦は魚の摂取を週に12オンス(約340g)以内に控えるべき」との勧告を行った。魚介類に水銀が含まれる可能性があるとの理由からである。しかし今回、米国で母子健康向上を推進する団体HMHB(National Healthy Mothers, Healthy Babies Coalition)は、この警告は誤りであると指摘。水銀の問題よりも、魚類に含まれるオメガ-3脂肪酸の不足による害の方が深刻で、女性はもっと魚介類を食べるべきだという。この勧告は、ワシントンD.C.で開催された米国記者クラブ会議で発表された。
HMHBは、米国小児科学会(AAP)、ボランティア団体March of Dimes、政府機関である米国疾病予防管理センター(CDC)なども構成メンバーとなっている非営利団体。そのメンバーの一人、ニューヨーク大学メディカルセンター助教授のAshley S. Roman博士は、FDAおよびEPAの勧告により多くの女性が魚の摂取を恐れているが、妊娠中のバランスのとれた食事に魚は欠かせないと述べている。
魚介類の摂取は、胎児の脳の発達、認知・運動能力の向上、早産や産後うつ病のリスク軽減など、数多くの利益をもたらすことが裏付けられているという。週12オンス以上の魚の摂取で、胎児によい影響がみられることも複数の研究で示されており、オメガ-3脂肪酸の摂取が不十分であると、母体と胎児の両方に健康リスクが生じる。米国民健康栄養調査(NHNES)のデータによれば、米国女性の90%は魚の摂取量がFDAの摂取推奨量に達しておらず、オメガ-3脂肪酸の摂取が不足していることがわかっている。別の研究では、FDAおよびEPAの警告により、妊婦の56%が魚の摂取を控えていることも判明した。
「妊娠を望む女性、妊婦、母乳育児中の女性は怖がらずにサケ、マグロ、イワシ、サバなどを週に12オンス以上食べるべきである」とRoman氏は勧めている。魚を食べられない場合は、魚油サプリメント(栄養補助食品)で代用してもよい。また、魚介類に含まれるセレニウムには水銀の有害作用を抑えるはたらきがあることもわかっている。魚に含まれる一成分だけではなく、魚全体で考えるべきだとRoman氏は指摘する。
他の専門家らも、オメガ-3脂肪酸を十分に摂らないことの方が、微量の水銀摂取よりも危険と同意している。魚に含まれる水銀の有害性が示された過去の事例は、日本で発生した工業汚染のケース(水俣病)のみであり、それ以外には世界のどこでも魚の摂取による被害は報告されていないとのこと。
妊婦の魚介類摂取で意見が対立【ワシントン=USA TODAY】
非営利団体である健康な母・健康な赤ちゃん全米連合(バージニア州アレクサンドリア)が10月第1週に発表した妊婦の魚介類摂取のガイドラインに対し、連合加盟の他の組織から批判の声が上がっている。
報告されたガイドラインは「妊婦、母乳を与えている出産後の女性は1週間に最低340グラムの魚介類を食べるべきだ」としている。米食品医薬品局(FDA)と環境保護局(EPA)は水銀汚染がひどいため「妊婦や子どもは食べるのを避けるべきだ」として、4種類の魚(メカジキ、サメ、サバ、アマダイ)をあげている。しかし、ガイドラインはこの点について言及していない。
新生児を病気から守る活動を展開している民間団体のマーチ・オブ・ダイムスは「われわれは妊婦が1週間に水銀汚染度の低い魚介類を340グラムを超えない範囲で食べることを勧めるというこれまでの立場を維持する」との声明を発表。
一方、ガイドライン作成に手を貸したニューヨーク大医学部の産科医アシュリー・ローマン准教授は「水銀汚染への懸念は誇張されすぎ」と反論する。
しかし、消費者組合の科学者アーバシ・ランガン氏は「今回の調査は水産業界から資金援助されたもの。ガイドラインの信憑(しんぴょう)性には疑問がある」と指摘している。
【マスター】
これら意見をまとめると、DHA・EPAの供給源である魚は食べないといけない。そして、特に、赤子の知能などの発育には必須である。しかしながら、有機水銀の過剰摂取の危険性を孕むので、必ずしも魚食を薦められるものでもない。と言った感じでしょうか?
あんまり、マグロ(トロ)やメカジキが良くないという常識が日本で広がってないのは、ゴニョゴニョ(自主規制)・・・だからです。
そこで、サプリ屋としては、高容量・高力価で安全なEPA・DHAのサプリがあるので、そちらで摂取しておくのが一番クールだと思いますし、事実、僕自身や家族も利用しています。そして、サプリも摂りますが魚をこれからも人より多く食べると思います。サプリ塾が面白いのは、サプリも魚も積極的に摂取して、脳にEPAとDHAをドクドクと送り込んでいるからです(笑)。
サプリの宣伝もアレなんで、次回は個人的な攻略法を紹介します。
つづく
【関連】
今度やってみます
米国では2001年、米国食品医薬品局(FDA)および米国環境保護局(EPA)が、「妊婦は魚の摂取を週に12オンス(約340g)以内に控えるべき」との勧告を行った。魚介類に水銀が含まれる可能性があるとの理由からである。しかし今回、米国で母子健康向上を推進する団体HMHB(National Healthy Mothers, Healthy Babies Coalition)は、この警告は誤りであると指摘。水銀の問題よりも、魚類に含まれるオメガ-3脂肪酸の不足による害の方が深刻で、女性はもっと魚介類を食べるべきだという。この勧告は、ワシントンD.C.で開催された米国記者クラブ会議で発表された。
HMHBは、米国小児科学会(AAP)、ボランティア団体March of Dimes、政府機関である米国疾病予防管理センター(CDC)なども構成メンバーとなっている非営利団体。そのメンバーの一人、ニューヨーク大学メディカルセンター助教授のAshley S. Roman博士は、FDAおよびEPAの勧告により多くの女性が魚の摂取を恐れているが、妊娠中のバランスのとれた食事に魚は欠かせないと述べている。
魚介類の摂取は、胎児の脳の発達、認知・運動能力の向上、早産や産後うつ病のリスク軽減など、数多くの利益をもたらすことが裏付けられているという。週12オンス以上の魚の摂取で、胎児によい影響がみられることも複数の研究で示されており、オメガ-3脂肪酸の摂取が不十分であると、母体と胎児の両方に健康リスクが生じる。米国民健康栄養調査(NHNES)のデータによれば、米国女性の90%は魚の摂取量がFDAの摂取推奨量に達しておらず、オメガ-3脂肪酸の摂取が不足していることがわかっている。別の研究では、FDAおよびEPAの警告により、妊婦の56%が魚の摂取を控えていることも判明した。
「妊娠を望む女性、妊婦、母乳育児中の女性は怖がらずにサケ、マグロ、イワシ、サバなどを週に12オンス以上食べるべきである」とRoman氏は勧めている。魚を食べられない場合は、魚油サプリメント(栄養補助食品)で代用してもよい。また、魚介類に含まれるセレニウムには水銀の有害作用を抑えるはたらきがあることもわかっている。魚に含まれる一成分だけではなく、魚全体で考えるべきだとRoman氏は指摘する。
他の専門家らも、オメガ-3脂肪酸を十分に摂らないことの方が、微量の水銀摂取よりも危険と同意している。魚に含まれる水銀の有害性が示された過去の事例は、日本で発生した工業汚染のケース(水俣病)のみであり、それ以外には世界のどこでも魚の摂取による被害は報告されていないとのこと。
妊婦の魚介類摂取で意見が対立【ワシントン=USA TODAY】
非営利団体である健康な母・健康な赤ちゃん全米連合(バージニア州アレクサンドリア)が10月第1週に発表した妊婦の魚介類摂取のガイドラインに対し、連合加盟の他の組織から批判の声が上がっている。
報告されたガイドラインは「妊婦、母乳を与えている出産後の女性は1週間に最低340グラムの魚介類を食べるべきだ」としている。米食品医薬品局(FDA)と環境保護局(EPA)は水銀汚染がひどいため「妊婦や子どもは食べるのを避けるべきだ」として、4種類の魚(メカジキ、サメ、サバ、アマダイ)をあげている。しかし、ガイドラインはこの点について言及していない。
新生児を病気から守る活動を展開している民間団体のマーチ・オブ・ダイムスは「われわれは妊婦が1週間に水銀汚染度の低い魚介類を340グラムを超えない範囲で食べることを勧めるというこれまでの立場を維持する」との声明を発表。
一方、ガイドライン作成に手を貸したニューヨーク大医学部の産科医アシュリー・ローマン准教授は「水銀汚染への懸念は誇張されすぎ」と反論する。
しかし、消費者組合の科学者アーバシ・ランガン氏は「今回の調査は水産業界から資金援助されたもの。ガイドラインの信憑(しんぴょう)性には疑問がある」と指摘している。
【マスター】
これら意見をまとめると、DHA・EPAの供給源である魚は食べないといけない。そして、特に、赤子の知能などの発育には必須である。しかしながら、有機水銀の過剰摂取の危険性を孕むので、必ずしも魚食を薦められるものでもない。と言った感じでしょうか?
あんまり、マグロ(トロ)やメカジキが良くないという常識が日本で広がってないのは、ゴニョゴニョ(自主規制)・・・だからです。
そこで、サプリ屋としては、高容量・高力価で安全なEPA・DHAのサプリがあるので、そちらで摂取しておくのが一番クールだと思いますし、事実、僕自身や家族も利用しています。そして、サプリも摂りますが魚をこれからも人より多く食べると思います。サプリ塾が面白いのは、サプリも魚も積極的に摂取して、脳にEPAとDHAをドクドクと送り込んでいるからです(笑)。
サプリの宣伝もアレなんで、次回は個人的な攻略法を紹介します。
つづく
【関連】
今度やってみます