前回のあらすじ】

筋トレを始めて、2年目以降って中々目だった変化がないYo!
そりゃそうだ、トレーニングの変化と休息を考えないといけなくない?
でもでも、他にも問題あるべーさん!!

後編の今回は、栄養編です。

例えば、

トレーニング開始前:体重65kg、体脂肪率20%
トレーニング道2年生:体重65kg、体脂肪率10%

の場合、体重は全く変わっていません。いわゆる、世間一般の標準体重の基準からは何の変化も無い事になります。

しかし、中身は1年前とは、全くの別人です。 

この場合、単純計算で約6kgの体脂肪が落ち、約6kgの筋肉が付いたことになります。体重に変化が無くても6kgもの筋肉が付けば、体重が増えにくくなるのも当然です。



何故か?

それは、皆さんもご存知のように筋肉とは、「物凄い無駄飯食い」だからです。諸説ありあすが、筋肉1kgの基礎代謝・・・1日に消費する必要最低限のカロリーは一説では50〜100kcalとも言われています。

こんなガスラーなエンジンを6kgも増設すれば、身体の燃費はガタピシに悪くなります。



また、その身体を維持するのに必要とするカロリーが増えるだけでなく、6kgもの筋量を維持するためのタンパク質も多く必要という理屈も出てきます。

つまり、ある程度、身体作りに成功しても、さらにその上を目指すには、今まで以上の栄養摂取が必要と言うことになります。

だって、筋肉質な身体とは時代に逆行するアメ車、もしくは「どっかんオートマ」の様な多燃費な身体だから・・・。

実践編へ続く(ウソ)



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