前回のあらすじ】

ある程度、結果は出たけど、2年目以降に中々変化が見られない。
体重が増えない。何で?

中編の今回は、トレーニング編です。

【理由その1】

鍛えれば、鍛えるほど人間の身体は丈夫になる。
確かにそうだ。
 
しかし、かのドリアン・イエーツも「腕周りが35cmの腕と40cmの腕とでは、回復に要する時間が違う」といっていました。つまり、成長して太くなった筋肉の方がより長い休息を必要とするのです。

1年以上、トレーニングを続けた人が陥りやすいプラトー(停滞)の原因のひとつがこれです。筋肉は太く大きくなっているにもかかわらず、同じ頻度で同一部位をトレーニングをしていれば、いつか回復が追い付かなくなるかも知れません。



【理由その2】

同じ強度、同じ種目、同じ頻度でトレーニングを続けていると、筋肉がその刺激に慣れてしまって中々成長しません。強度を高めたり、種目を変えたり増やしたりして、刺激に変化を付ける必要があります。

そして、これら2つの解決へのアプローチは、ほぼ同じで「休息を長く取る」です。

1,トレーニングに変化をつけて筋肉へ刺激を与える
2,筋肉や神経へのダメージ増&筋量増加による必要回復時間増
3,だから、同一部位へのトレーニング頻度を落として、回復に努める

・・・といった感じでどうでしょう?

つづく



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