で、本題のカンジダ菌です。

 カンジダ菌は、我々の腸内やその他の部位に住み着いている真菌の一種です。カンジダ菌は、甘いものやアルコールが大好きで、これらを日常的に大量に摂取し続けると、腸内のカンジダ菌が増殖するそうです。

 このカンジダ菌が腸内で増えすぎると、正常な腸管内細菌バランスが壊されカンジダの出すカンジトキシンという毒素により、免疫系が変調すると言われています。

 また、カンジダキンに腸管粘膜がおかされて、アレルゲンとなるタンパク質や穀類が容易に吸収されるようになり、皮膚炎が悪化するとも言われています。
 つまり、腸内でカンジダ菌が増えすぎると、体調不良になったり、アレルギー反応が出やすくなると言うことです。

 お菓子などの甘いものや甘〜いお酒が大好きな方で、それらを何年か続けるうちに、上記にあたるような体調の変化を経験された方もいるかも知れません。

 そして、急に甘いものや甘いお酒が好きになって、その欲求が増えて来た方!
 ひょっとしたら体内で増え始めたカンジダ菌が、ホルモンバランスやその他をコントロールして、甘いものに対する欲求を増長させているのかも知れません。

 ・・・とカンジダ菌とカンジトキシンに着目して、書いてみたのですが、当、サプリ塾を読み返してみると、
「また、腸内で単糖類を好む細菌ばかり増えすぎると、どうなるでしょう?きっと、彼らは我々が根っから甘いものを欲するように、我々を操るでしょう。逆に腸内細菌のバランスが良ければ、無駄に甘いものを欲したりしないのでは、ないでしょうか?」
 などと、ずいぶん前に既に言及してあって、驚いたり。

 と言うわけで、やっぱり腸内環境は大切です。そのコンディショニング方法については、サプリ塾内を探してみて下さい。

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