4巻オールＣＧで描かれるガンダム。アムロやシャアが活躍した「1年戦争」の舞台裏を描くサイドストーリーもの「ＭＳイグルー　１年戦争秘録」の続編です。

「俺、ガンダムならちょっと詳しいぜ！」と言う方だけでなく、アムロやシャアが出ていた最初のガンダムが好き方は、是非、レンタルで観て下さい。

でこの「黙示録0079　1巻」ですが「１年戦争秘録」の完全な続編なので、実質「ＭＳイグルー」第4巻にあたるワケです。

　
時は、１年戦争末期12月初頭。

この物語の主役サイドのジオン軍が、オデッサ鉱山基地を失い、ジャブロー侵攻作戦も失敗に終わった頃なので、ランバ・ラルも黒い三連星も連邦の白い悪魔に負けて戦死しています。

「星一号作戦」に向け、連邦軍がジャブローから「サラミス」や「マゼラン」をジャンジャン打ち上げている所を強襲する作戦が今回のお話です。

以下、所感↓（ネタバレ注意）

ＭＳ（エムエス：モビルスーツ）イグルーなるタイトルですが、今回もモビルスーツは出てきません。

しかしながら、かろうじてズゴックの上半身が出てきます。

このズゴックの上半身を利用したビックリドッキリメカが今回の主役です。

地上から撤退し、疲弊したジオン軍に水中用モビルスーツを地上で使う機会も宇宙用に転用する余力もないようです。



で、ガンダム版プロジェクトXよろしく、今回は3回も実験を行ったところが良かったです。そして、コアブースターにあっけなく負ける最期が印象的です。

また、ちょっと勘の良いパイロットを出せばとたんに「ガンダム」らしくなるものだなぁ〜と感心しました。

4巻は、映像美と迫力でどうでも良くなってしまう位で、悪いところが見当たりません。0080の「赤いゲルググ」のように、あえて物議をかもし出す様な演出は気になりますが。

僕にとっては、戦前は長崎で水舟に乗っていた自分のじいさんの話と何だか重なって、思い入れが深いです。

第5話へGO!



【関連】
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機動戦士ガンダムＭＳイグルー＃２
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機動戦士ガンダムＭＳイグルー＃６
「黙示録　1巻をシアタールームで観たという自慢」