L-カルニチン酒石塩酸 今日、ダイエットサプリとして最も過大に評価されているサプリメントのひとつに、僕は「L−カルニチン」を挙げます。

カルニチンは、血中の脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ作用を持つ為、ダイエットには不可欠であると思われていました。しかしながら、10年程前からカルニチン単体でのダイエット効果を立証できる実験結果は得られていません。

ですが、しっかりした量(1日当り300〜1000mg)を「CLA」や「ストイックなダイエット」、「ハードなトレーニング」との組合せにおいては、かなりの効果を発揮すると言われています。

ダイエットサプリとして、薬局とかで普通に売られているカルニチン製品の1日分の含有量は、50mg程度です。

つまり、ダイエットサプリメントとしての効果を得る為には、それなりの工夫や努力が必要と言う訳です。

しかし、本当に注目すべきはダイエット効果ではなく、カルニチンの他の作用についてです。


1:DOMS(遅発性筋肉痛)を抑制する。
ウエイトトレーニングの翌日や翌々日に起こる不快な遅発性筋肉痛を軽減するので、コレが嫌いな方は、◎


2:筋肉の回復を促進する。
1と似た感じですね。


3:持久力を伸ばす。
持久力系アスリートや格闘技などで、更にスタミナが欲しい方には、かなり有効。
BCAAもCoQ10も飲んでて、摂取するだけで更に持久力が付くなら安いもんさと言う方に。


4:テストステロンの感受性を高める。
いくら血中テストステロンレベルが高まっても、筋細胞上のテストステロンレセプターが少ない、あるいは感受性が悪ければ、折角のテストステロンが筋細胞に活かされません。


で、重要なのはやっぱり4です。

「ナチュラルテストステロンブースター」を使用して、自分自身で生産するテストステロンを100%以上高めることができても、それを100%利用しつくすには、筋細胞のテストステロンの感受性を高める必要があります。



【テストに出る カルニチン注意点】
1:ワイン樽等から得られる天然の「L‐カルニチン酒石塩酸」である事。
合成「L-カルニチン」は効果が低し痛し。

2:牛肉抽出は、痛悲しい。
ヤバクね?

3:1日当り300〜1000mg確保する。
ラベルを見てみましょう。
たいていの製品は、50mgとか消費者を舐めた製品ばっかです。



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