つづき

 僕もそうなのですが、筋トレを単なる趣味としてやって人の場合、別に何にかの大会を目標にしている訳ではないので、この場合「苦手な部分を急いで克服しなくてもいいんじゃない?」と言う考えになったりもします。

 僕のウエイトトレーニング関して言えば、脚です。部活で、水泳(初告白)をやっていたせいで、肩幅などの上半身のボリュームと比較すると脚は細くなります。

 また、脚のトレーニングは、肉体的だけでなく精神的にもきついので、ほとんどトレーニングに行けない時期などは、ないがしろにしがちです。10日に1回しかトレーニングに行けずトレ時間も限られる場合は、上半身しかやらないと言う人が多いのではないでしょうか?
 そこで、考えたのが「エブリタイム・スクワット」です。ジムにトレーニングに行った時は必ず最後にスクワットを行うというものです。ただし、「頑張らない」と言うのがポイントです。

 トレーニングの前に精神統一が必要な高重量や高レップはやりません。翌日に筋肉痛にならない程度、他の部位のトレーニングの後の余力でできる程度の強度で行います。

 こうすれば、少ないトレーニング頻度で、短いトレーニング時間でもサボる事もひるむ事もなく脚のトレーニングが可能になる訳です。

 「そんな、チキンなトレで、ペンシルレッグが太くなるか!」と思う方もいるかも知れませんが、コレが意外に地味に太くなっていくから人間不思議なものです。と言うより、大腿囲60cm前半のレベルでは、低強度・高頻度でも発達すると言うことでしょう。

 と言う訳で、ウエイトトレーニングも趣味でやる場合は、「苦手な部分を頑張らない」と言う手抜きのトレーニングでも何とかなると言う話でしたが、タイトルとオチが少しずれましたね(長所伸展法はどこへ?)。