カタログを見て購入リストを決定して、ご来店していただいたにもかかわらず、いざ店頭では、僕に「今回は、コレはいらない」と、サプリを減らされた方は多いのではないのでしょうか?

 その昔、某百貨店サプリコーナー時代の僕・・・と言うより会社の方針は「いかにして、もう一品ご購入いただくか?」と言う接客スタイルでした。
 
 お客さんは次から次へとやってきます。正にソロモンの海。一度会ったお客さんと後日出会うことがないほうが多く、熱線追尾ミサイルの如く「打ったら(売ったら)忘れろ!」状態でした。

 そんな中、「人斬り抜刀斎」の如く売り続けた結果、その百貨店の全館(B2〜3F)の中で、「売上No.1セールスマン(※)」になった事もあります(決して自慢ではありませんが、サプリがナイキとかアディダスとかのブランドに、普通は勝てません)。
 
 しかし、今思えばそれは「如何に多く売るか」に固執した結果でしかありません。
 今は、自分の店なので、「如何にたくさん売るか?」ではありません。「如何に再度ご来店いただくか?」が非常に重要です。

 そこで、お客様の目的や競技をネホリハホリお尋ねした後に「目標達成に一番効果のありそうな一品」を選びます。不要なものは、オススメしません。

※ 表彰されて、百貨店のお茶会に招かれる


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