社会保険庁の発表によると、日本で肥満が多い県は、「1位沖縄・2位北海道・3位徳島」となるそうです。
 本州ではなく、日本の端っこがワースト3を占める訳です。

 さて、一昔前に、「低インシュリンダイエット」とか「低GIダイエット」とか、流行りましたよね。おおよその内容は、

「インシュリン=脂肪細胞を太らせる→低グリセミック指数の食事に変えることで、多量のインシュリン分泌を防ぎ、痩せよう!」と言う感じです。
 当時、このダイエットを批判する学識者達の意見に、

「日本人は、農耕民族で米を食べてきた。だから、日本人の脂肪細胞のインシュリン感受性は低いので、炭水化物の摂取によってインシュリンが多量に分泌されても肥満になる事はない!狩猟民族の欧米人に効果があるのだ。」
 
 と、言う内容のものが多く見られました。

 果たして、本当にそうなのでしょうか?

 
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