スポーツサプリメント産業のパイオニアは、やはりアメリカ合衆国です。

 しかしながら、アメリカと日本のサプリメント・ユーザーを比べると、サプリの知識に関しては、あまり変わらないと言えます(むしろ、BCAAの知識や認識は日本人の方が高いのです)。ただ、日本人と同様に、神経質な位、品質にこだわる人たちも数多く存在します。

 そんなアメリカの知識のあるサプリユーザーのアミノ酸を選ぶ基準のひとつに「Made in Japanである事」が挙げられます。
 これは、サプリ大国アメリカと言えど、アミノ酸を中国から輸入しているメーカーが非常に多いからです。

 
 中国製のアミノ酸は、確かに安価ですが、純度テストを行うと30%が「謎の物体X」として、最初の測定フィルターで落とされてしまうのです。これはもはや「純度が低い=コストパフォーマンスが悪い」と言うレベルの問題ではありません。不純物の30%が非常に気になります。

 今回は、アメリカ人の中にもアメリカン・ビーフを拒絶し、神戸牛しか食べない人が数多くいる様に、日本製のアミノ酸を選ぶ人が多くいると言う話でした。

【誰も書かないプロテインの話】
序章
その1
その2