なぜ、考えがまとまらないのか?

なぜ、イライラするのか?

それは心、意識、頭脳の問題なのか?であるならば、鍛錬することによって、解決なんしは緩和するのだろうか?



ある脳科学者は、「心を鍛えようとするのは、そもそも、精神は鍛えられないので無駄」という。先天的な遺伝の話を持ち出すが、エピジェネティクスに関しては疎いようだ(その発言当時は)。

上はある意味正しく、ある意味正しくない。

運動や自己探求、鍛錬によって、成人してからも脳のニューロン形成は可能で、精神、心の可逆性、変異性は存在するし、刺激の連続と理想的栄養摂取は遺伝子情報自体の変化こそ起こせない(※)が、翻訳される遺伝子情報に変化をつけるため、巡り巡って脳にも、すなわち精神活動にも影響を与える。

※ 実は獲得形質が次世代に大きく影響することが判明しているが、いずれ別の話で

しかしながら、ニューロン形成やメチル化に至る刺激・・・ハードトレーニングの如き負荷を自分自身に与えない限りは、設計図通りの行動を示すだけの有機物の塊に過ぎないことも事実である。



私の場合、かつては休日なるとやりたいことが次から次へと浮かんではとっちらかって、1日を終えてみると、結局、何一つできなかった、良くて1つだけできたということがザラであった。

私が複数のきっちりとした診察を受けたとしても、ADHDと診断されることはないが、それらの判断は白黒、1or0のはっきりとした区別ができるものではなく、連続性を持ったスペクトラムであるため、誰でも大なり小なりその気がある。

私も幾分かは針がそちら側に振れていると思っているが訓練によって矯正されていると信じている。小1から鍵っ子だったからだ(鍵を落としたりすると家に入れない為、落とし物や忘れ物をしなくなる)。



で、やりたいことの優先順位付けやイライラなどの現象が起こる原因は、精神論や古典からすれば、鍛錬不足であり、医学的には「病気(!)や障害(!)」とされる。

それら古典に対するツッコミは置いといて、そもそも、上の現象が起こるのは設計不良によるニューロンの配線ミスではなく、単純なモノアミンなどの神経伝達物質バランスやその受容体活性バランスのちょっとした個人差に過ぎない。

少しばかりの覚醒、
すなわちノルアドレナリンやアドレナリン分泌。

活力の増大、
すなわち、ドーパミン分泌。

そして、いたずらな脳の興奮抑制、
すなわち、グルタミン酸受容体抑制とアセチルコリン。

これらを直で、すなわち、まんまの神経伝達物質、またはアゴニスト、アンタゴニストを補給する手法は「個々の特性、バランス」を無視する為、結果的にはシナプスやニューロンの劣化を招くことは、お薬を処方されてしまった人達の末路を見るまでもなく理解できる。

少しだけ、後押し・・・軌道修正さえできれば良いのだ。ボタンの掛け違いだけを直して、耕し直せば良いだけのに、軍隊を連れてきて殲滅戦を行えば、不毛地帯が増えるのは歴然である。



チロシンはドーパミンの前駆物質となり、活力をもたらす。

カフェインはアドレナリン、ノルアドレナリンの分泌を助ける。

イチョウ葉は毛細血管への血流を改善し、脳への酸素供給を増やす上に、α波を出やすくする。

テアニンは余裕で脳血液関門を突破して、無駄な興奮を抑えてα派を優位にし、ドーパミンを増やす。わずか50mgで、リラックスをもたらす。

・・・ということで、チロシンとイチョウ葉エキスとカフェインを供給するUP!とテアニンとイチョウ葉エキスとその他のメンタルタフネス成分を多く含むVIVOを朝に摂取する習慣は私には欠かせない。

興奮を抑えつつ、適度な注意力とやる気が得られ、落ち着いた思考によって、優先順位付けが上手くいき、段取りができるようになるので、1日が充実するようになった。考えもまとまりやすい。

心を鍛える、精神力を高めることも依然として大切であるが、イライラや考えがまとまらない程度の問題は、あなたのせいでも、努力不足でもなく、遺伝子のせいでもなく、単なるバランスの乱れ程度なので、誰も悪くないのだ。



もちろん、運動は運動後に上の手法と同じような神経伝達物質バランス改善効果と学習能力向上、そして脳血流量の増大をもたらすため、落ち着きのない方や考えがまとまらない人、勉強中の人はより優先順位を高めて取り組みたい。

軽めの運動でも良いし、意外なことに、限界近くまで心拍数を高めるような激しい運動を行う方が落ち着きや学習には良いことが判明している。できれば、朝一が理想的とされる。

という訳で、運動第一であるが、自分に適したサプリの活用法を探求するものお勧めである。



Ex:
確信に至るアレコレ

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