今回は精力、性欲、精子力を高める為の番外編です。

減量目的やスポーツパフォーマンスの向上の為に、愛用しているいつものサプリが意図せずに、精力アップや精子力アップに貢献しているという話になります。


〜体脂肪低減の定番スタック〜
体脂肪を減らすには、一般的にカロリー制限や運動などが重視されるが、ホルモンの威力は非常に強力である為、「ホルモン調節」という視点を蔑ろにしてはならない。

インシュリン分泌量やその感受性に並ぶ重要な要素として、テストステロンレベルを挙げることができる。

テストステロンは筋細胞内の遺伝子に直接的に働きかけることで、筋合成を促す為、筋肉増強に直結するホルモンとして認知されているが、体脂肪率を低く保つのに役立つホルモンでもある。

脂肪細胞上に存在するβ3アドレナリンレセプターにアドレナリン・ノルアドレナリンが取り付くことで、脂肪細胞に貯蔵された脂肪が血中へと放出されるが、テストステロンはβ3アドレナリンレセプターを増やす働きを持つ。この為、テストステロンレベルを高く保つことは、体脂肪の蓄積抑制や脂肪燃焼に役立つ。

この為、減量期にはテストステロンブースターの使用が理想的となる。

とりわけ、ファイナルETBはアダプトゲン作用が高く、結果的にコルチゾール分泌を低減させる働きが高い。コルチゾールは上腹部に脂肪を蓄積する働きが強い為、減量期におけるファイナルETBの採用は6パック上部を際立たせるのを助ける。

また、減量期はアンダーカロリー状態が続くため、エネルギー確保の為の糖新生によって、筋量を失いやすいが、テストステロンはアンダーカロリー状態においても筋量を保つ働きを持つ為、減量期に筋肉が萎んでしまわないように、テストステロンブースターを投入することは非常に理に適った行為と言える。

以上の理由から、サプリ塾ではアダプトゲンを兼ねたファイナルETBを筋肥大期のみならず、減量期にも勧めているが、実際には相乗効果を狙ったスタックの人気が高い。

それがファイナルETBとファイナルバーンの組み合わせである。




〜全領域的体脂肪減少スタック〜
減量目的においてファイナルETBを採用するメリットは、テストステロンというホルモンによる強力な作用に加え、ムクナドーパによるGHブースト効果である。脂肪細胞において、脂肪分解を促すのはホルモン感受性リパーゼという酵素であるが、成長ホルモンはホルモン感受性リパーゼの生成を促すと言われている。

この二点はアドレナリン・ノルアドレナリンによる脂肪分解が鈍いβ3アドレナリン受容器遺伝子変異タイプにとっても、脂肪分解を促進させられる重要な経路となる為、太りやすく痩せにくいタイプには見逃せない要因となる。
12871999390080
同様にβ3ADR遺伝子変異タイプの人は、アドレナリン・ノルアドレナリン分泌を刺激する一般的なサーモジェニックスが効きにくい傾向にあるが、ファイナルバーンはアドレナリン・ノルアドレナリンに頼らない経路で、脂肪細胞からの脂肪酸放出を促す設計となっている。

また、ファイナルバーンはサーモジェニックスとして基礎代謝を高めてカロリー消費を促すが、運動によって心拍数を高めることで脂肪燃焼を狙う際にその効率を高める仕組みとして、CoQ10包接体とL-カルニチンが十二分な量配合されている。この為、β3ADR遺伝子変異タイプを筆頭にした痩せにくいタイプの人が運動によって脂肪燃焼を促す際にも、非常に役立つ設計となっている。

そして、ファイナルバーンに多量に配合されているL-カルニチン(1,200mg/1日分)は、テストステロンが取り付いて筋合成を促す筋細胞上のアンドロゲンレセプターを活性化する働きがあるため、テストステロンブースターとの相性が非常に高い。

つまり、ETBとファイナルバーンのスタックは、比較的痩せやすい体質の人から、遺伝的に痩せにくい体質の人、激しい運動を好む人、ボディメイキング的に筋量を残したい人・・・と全領域を高いレベルでカバーする組み合わせとなる。




〜思わぬ副作用〜
ファイナルETBは世界的に見ても最高のテストステロンブースターである為、当然ながら、多くの人が満足できるレベルでテストステロン生成を高める。

当然ながら、配合された亜鉛とテストステロンレベルの向上と相まって、精子の生産も増大する。

ファイナルETBに配合されたムクナドーパは、性欲を抑制するプロラクチンレベルを下げて、性欲、性衝動を高める。同時に他のアダプトゲン成分はストレス耐性を高めて、性欲とテストステロン生成を維持する。

ファイナルバーンに配合されたL-カルニチンは、精子の運動能力や量を増やす働きが強い。

そして、ファイナルバーンに配合された口から摂取した際の吸収率と体内利用率が高いCoQ10包接体(CoQ10包接体250mg:CoQ10として50mg/1日分)は、ATP生成を高めるだけでなく、血管の柔軟性を高めて、物質的に血流を改善する。

ファイナルETBに配合されたアルギニンは、血管内一酸化窒素を増やして、血管を拡張することで血流を改善する。

これらのことが同時に並行して起こる為、ファイナルバーンとファイナルETBの組み合わせは、精子力や性欲に関して、非常に高い相乗効果を持つ。

つまるところ、この組み合わせを好む人は特に意図せずとも、精力アップが自然に図れているため、一石二鳥以上の効果を持つが、同時に知らぬ間に精子力もアップしているので、ついついのうっかりやパッキンの緩みには気を付けた方が良いだろう。

#16へ続く



Ex1:
忘れちゃならない血流改善の物理的アプローチ

Ex2:自力テストステロンUP!に役立つサプリメント 
Level.1

Level.2-A

Level.2-B

Level.3

Level.Maximum

Ex2:テストステロンAtoZ最新話
 

【関連】
精力アップ基本セット
マスターの精力塾 #1
マスターの精力塾 #2
マスターの精力塾 #3
マスターの精力塾 #4
マスターの精力塾 #5
マスターの精力塾 #6
マスターの精力塾 #7
マスターの精力塾 #8
マスターの精力塾 #9
マスターの精力塾 #10
マスターの精力塾 #11
マスターの精力塾 #12
マスターの精力塾 #13
マスターの精力塾 #14
マスターの精力塾 #15
マスターの精力塾 #16