CoQ10は元々はミトコンドリアによるATP生成の依存度が高い心筋で構成された心臓の薬であったが、現在は食品に分類される栄養素であり、加齢に伴って減少するCoQ10を補うことで、心臓の健康維持やミトコンドリア活性が期待されている。

上のような作用や高い抗酸化作用があるため、CoQ10は心臓の健康やアンチエイジングを気にかける人や心拍数を著しく高める人、そしてミトコンドリアによるATP生成・・・すなわち、脂肪酸の酸化効率改善を目指す人に需要が高い。

CoQ10はアスリートやアスリート志向、健康増進、美容面において人気があるが、アダプトゲンではないにも関わらず、結果的に行動面や心理面に与える影響が大きいことは余り知られていない。

CoQ10
〜CoQ10の機密1〜
「活力」


高齢者を対象にした実験ではCoQ10を摂取したグループは、活力や憂鬱感が改善され、試験期間中の歩数が有意に増加した。

この現状に関しては、CoQ10のミトコンドリア活性によるATP生成活性が抗疲労と抗鬱効果をもたらし、結果的に活動を改善したと考えられている。

上の実験に用いられたCoQ10は還元型で、摂取量は100〜150mg/1日であった。還元型は従来の酸化型よりも、吸収率が高いとされている。吸収率と摂取量から考えると、従来の用量よりも、多めの設定となる。


〜CoQ10の機密2〜
「心理」

運動選手を対象とした実験では、CoQ10摂取群は自転車による運動負荷をかけた後(ストレスを与える)、左脳が快いという反応を示し、CoQ10の摂取は運動(ストレス)による興奮を鎮め、快適な状態を作る事を助けたと考えられている。

CoQ10摂取群の運動前の状態は、右脳が鎮静され、左脳は快さを感じる傾向があり、運動時以外においても、ストレスを改善すると考えられた。

また、怒りと情緒混乱にも改善が認められた。

上の現象は、CoQ10による活性酸素による弊害の予防やATPの安定生成がα波に影響を与えた可能性が高い。

CoQ10は、日常生活において考えがとっ散らかって、優先順位付が上手く行かないタイプの人にも、試して見る価値がある栄養素のひとつと考えて良いのではないか。

#2へ続く



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