2nd Season-4
〜オンシーズン2019-サプリ編-応用編〜


今回は応用編として、200m走レース並びに練習時に役立ちそうなパフォーマンスアップサプリに関して紹介したい。

また、試合期特有のオプショナルサプリメント的な運用をするサプリメントについても。

パフォーマンスアップサプリといっても様々で、直接的に運動能力を高める即効性もの、練習の質を高めるもの、あるいはその両方の役目を担うものがある為、その点に着目して解説したい。



「オンシーズン後半のパフォーマンスアップサプリ」

UP!
03131510_5aa76b70ca010UP!はチロシンと天然のカフェインが神経伝達物質の活性を高めつつ、イチョウ葉エキスとビンカマイナーが毛細血管の血流を改善することで、脳を始め身体の隅々までの酸素運搬と集中力を高める。神経伝達物質活性、血流改善、酸素運搬増大、アルファ波優位の集中力向上は、即効性を持つ為、インスタントなパフォーマンスアップが期待できる。

一説ではイチョウ葉+チロシンだけでも5%ほど、筋力アップに貢献すると言われているが、実際に筋力アップや持久力の改善、やる気と集中力のアップを感じやすい。これらの特徴から、試合時の記録向上にも、練習時の質を高めるのにも役立つ。


フェノム
03271544_5ab9e84577881フェノムは血流改善と酸素利用率改善によって、筋持久力を高めるのに役立つ。各種果実皮エキスのポリフェノール混合物であるビニトロックスは、単一摂取での実験において、同一心拍数下での仕事量増大とパワーの改善が確認されている。同様に、アルギニン+シトルリン+オルニチンをブレンドしたOCAAも、アルギニン+シトルリンの基礎実験から、同一心拍数下での仕事量増大が期待できる。つまり、特許ポリフェノール群や独自アミノ酸ブレンドによって、酸素利用率と抗酸化作用、アンモニア除去が改善され、筋持久力が向上するのだ。

実験では、それぞれの成分が約10%もパフォーマンスを改善する為、「ビニトロックス」+「OCAA」+「ブドウ種子エキス」+「ブラックジンジャー」と来れば、10%のスタミナ向上を期待しても良いだろう。ただし、これはミドル〜ローパワー、ミドル以上の距離(時間)で行われる運動に対してであり、クレアチン燐酸系や解糖系を主体とした運動におけるパフォーマンスアップを保証するものではない。しかしながら、ウエイトトレーニング時における筋力の改善が起こる為、瞬発系のパフォーマンスアップに役立つ可能性はある。

短距離種目での即効性を期待する場合、400m以上が最も効果を発揮しやすいが、私のような走る技能が未熟な者が100や200mを走った場合、cp系は数秒でダウンし、解糖系への依存が高くなる為、フェノムによってタイムが伸びる可能性がある。

ただ、実際に私が利用する目的は練習時の「しんどさ軽減」と練習の質改善目的である。


エキストラオキシドライブ
pic_product_detail_new20スペイン産の長〜いパプリカから抽出されるパプリカキサントフィルという色素を原料とするのが、グリコのエキストラオキシドライブだ。グリコのイメージ戦略通り、まず、第一にエキストラオキシドライブは長距離競技向けのサプリ、あるいはアンチエイジングサプリである。カロチノイドの中でも、パプリカキサントフィルは細胞内へと蓄積されやすく、特に赤血球と親和性が高い特性があり、赤血球に多く摂り込まれることで、酸素を運搬する都合上、活性酸素によってダメージを受けやすい赤血球を護る働きがある。パプリカキサントフィルによって赤血球が護られると、赤血球が変形して狭い血管にもスルリと流れ込む「変形能」が改善され、酸素運搬効率が高まる。

高地トレーニングや血液ドーピング、増血剤はそれぞれ実際に赤血球の数を増やすことで、酸素運搬能力を高める手段となるが、様々な問題やハードルがある。一方、エキストラオキシドライブは赤血球自体の性能を向上させることで、酸素運搬能力が向上するが、結果はこれらの方法に近い上に、お手軽かつ安定性が高い。

赤血球の寿命は120日程度なので、即効性こそないが、しっかりとローディングされると、激しい練習を行っても息切れしにくくなり、息切れからの回復が早くなる。短距離走の直接的なパフォーマンス改善効果はないが、練習時において酸素負債からの回復が早くなるので、個人的にはやはり練習の「しんどさ軽減」目的が強い。



〜しんどさ回避の利点〜
フェノムもエキストラオキシドライブも、酸素運搬能力と酸素利用効率を改善する為、瞬発系トレーニングにおいては主にしんどさを軽減するのに役立つが、結局の所、酸素負債や乳酸蓄積からの立ち直りが早くなるため、結果として練習の質を高めることができる。

追い込んだ後の練習の〆にパワーマックスを行うにしても、何本か走るにしても、予定調和的にただ本数をこなすのではなく、最後まで良い状態で頑張れる為、それは質へと直結する。

また、しんどさが減れば、練習に対する心理的ハードルが下がる為、運動頻度の向上や運動継続にも一役買うことになる。



〜減量期におけるサプリのオプショナル的運用〜
昨年、味わった減量苦はチートデーの度に起こった内臓脂肪を中心としたリバウンドである。グリコーゲンチャージを目的とした炭水化物中心の食事であったが、2日間で大幅に内臓脂肪が増えた。これは自分の体質を舐めていたためと思われる。

β3ADR遺伝子変異タイプは炭水化物摂取によるグリコーゲン化が些か苦手なようで、私の場合は例えトレーニングと減量で筋肉のGLUT4が活性化していても、調子に乗って炭水化物を入れると、体脂肪として合成されやすいようだ。

377ea758昨年の轍を踏みまいと、今期は炭水化物を強気で入れる際には欠かさず、GCS750とマッハ6をカーボチャージャーとして利用している。

また、起床直後にプロスペッククレアチンパウダーを熱々のコーヒーに溶かして飲んでいるが、この際に砂糖も蜂蜜も加えていない。今期からはクレアチンの経口摂取活性を高める目的で、GCS750を1カプセルだけ一緒に摂るようにしている。フェヌグリークエキス(4-ヒドロキシイソロイシン)とALAの組み合わせは、クレアチンの正味摂り込み率を高める為、筋力を高めたい人にとってはチョットしたテクニックである。

478-0ファイナルEAA+HMBは本来、トレーニング前後が主体となるが、減量期の私の場合、タンパク質代謝が激しいβ2ADR遺伝子変異タイプという体質から、食間のアミノ酸補給源としても重宝している。

#5へ続く



Ex:
30代後半からの筋肉増強-序

・30代後半からの筋肉増強-本編

【関連:40代からの競技への挑戦】
2nd Season #0「オフシーズン2018〜2019
2nd Season #1「オンシーズン2019-スタミナ養成編
2nd Season #2「サプリメンテーション編-前編
2nd Season #3「サプリメンテーション編-後編
2nd Season #4「サプリメンテーション編-応用編
2nd Season #4「200m結果編

1st Season
1st Season #1
1st Season #38「エピローグ