HMBは効果がない(キリッ)!

とエビデン野郎はどや顔で語ることがあるようですが、比較的サプリの体感度が悪い私でも、ただのHMBタブですら充分な成果をもたらす回復促進ツールがHMBなのです。

HMBfaca確かにHMBを否定するエビデンスはHMB登場時の20年近く前から現在に至るまで数多に存在します。

結論から言うと、

「効果高いに決まってるんだろ!」

「使ってみて体感がないのはトレプログラムが『テンパイポンチン体操』レベルか、不純物たっぷりの訳の分からん安っいHMBしか飲んだことないんだろ!」


となりますが、取り敢えず、理屈を展開してみましょう。



初心者や老人などに対して好成績である反面、トレーニング経験者において効果が低いという実験結果が出る理由は「そもそもプロトコルが陳腐」であるということです。肌のきめ細かさや血液検査、呼吸商などに対する実験設定と結果比較は簡単ですが、鍛錬者の筋肥大や筋力アップの変化を計測するためのトレーニングプログラム設定や伸び幅の判定は非常に困難だからです。

更に、トレーニング耐性が低い初心者や老人ではない限り、・・・つまり、充分な鍛錬者においてはトレーニング耐性が高く、鍛錬者を成長させるには遺伝的多型を考慮したトレーニングプログラムが必要であることを理解していないといけません。

当然、被験者に均等に課せられるプロトコルでは成長に繋がる刺激を受けることができないため、HMBの恩恵に預かることができないのです。

一方、実験ではなく、自分自身の体質、特徴、特性をある程度理解したトレーニーが個人的にHMBを使用する場合(※)においてはどうなるでしょうか?トレーニング耐性を突破して、肉体へダメージを与えられている場合、驚くほどの回復力を実感することになります。

※ 当然ながら、将来、透析の世話になりそうな不純物たっぷりの製品ではないもの

トレーニング経験によって、ある程度自分の体質をつかんでいる場合、自分自身の身体に成長に必要なダメージを与えられるカスタマイズされたトレーニングプログラムを組むことができ、人によってはダメージが大きすぎることすらあります。このような状況において、通常以上に回復力を高めてくれるツールがあれば大いに成長の助けになります。



「回復のみに着目してドラクエ的に例える」

良好な回復促進手段:やくそう、ホイミ(BCAA、EAA、ロイシン)

より効果の高い回復促進手段:ベホイミ(HMB-Ca、HMB-Fa)

レベル5のトレーニー:最大HP30

レベル30のトレーニー:最大HP200

レベル5のトレーニーは最大限にダメージを負ったとしても、ホイミや薬草で充分な回復が可能です。

一方、レベル30のトレーニーが張り切って、150のダメージを受けた場合、ホイミよりもベホイミの方が有効なのは明白です。

キャパシティの低いトレーニング初心者や運動習慣のない人、老人を対象にした場合、回復させないといけない幅が非常に少ないため、ホイミもベホイミも効果に大差が現れません。



「ダメージの与え方はFF凝だったりする」

上の例えの楽観的なところはレベル30のトレーニーにダメージを与えられている所です。

実際はそこそこにレベルが上がると

・防御力が上がる
・遺伝的多型の支配

といった要因が強まることで、一般的教科書的トレーニングプログラムではダメージを受けにくくなってきます。

つまり、誰もが少なからず、「トレーニング耐性」が高くなってしまうというジレンマを孕むようになるのです。

この耐性が高くなってしまった硬いキャラクターにダメージを与えるには、それこそファイナルファンタジー兇離僉璽謄ーアタックのような裏技を用いることが人によっては必要となります。パーティーアタックの如き激しいフォーストレップとまではいかなくても、それぞれの体質やレベルに応じたテクニックを時にシステマティカルに、時に直感的に採用することで、成長に繋がる刺激を得ることが可能になります。

実験においては統一された手順を踏まないといけない為、個人の筋量、経験、体質に応じたカスタムプログラムを個々に施す訳にはいけません。被験者には一様の画一的なトレーニング方法が適用されるため、ピクンともこない者、ダメージを受けすぎる者、適度に刺激が得られる者様々となり、結果としては回復を促して筋量を増やすような栄養素の評価は総じて低くなります。



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