先日の話。
とあるイベントのついでに、子供達を引き連れてスイーツパラダイスへ寄り道。
IMG_E4149目的はマンゴー食べ放題。そこで、驚いたことが2点。

一つはマンゴー食べ放題は追加料金が必要で、食べ放題のお店の良くあるルールとしてメンバー全員が同じプランを選択しないといけなかったため、物凄い金額になったこと!

そして、いつもならばケーキ食べ放題の後は晩ご飯が要らないくらい長時間満腹状態が続くはずだったが、直ぐに胃がスッキリし、2時間後には腹が減ってくると言う前代未聞の体験をしたことに衝撃を受けた。



IMG_4151想定以上の金額に、ちょっと待てよ。娘さんはマンゴー大好きだが、息子はんと小さい人はマンゴー食べへんのに!こうなったら、俺がマンゴー追加料金×3人分食べたんねんと、ひとしきりケーキとハーゲンダッツを食べ終わった後、マンゴーをかじり続け、マンゴーパフェを自作するなど、無駄な努力を続けた。

結果、いつも以上に満腹となり、いつもの調子であれば行動不能に陥るはずであった。しかし、20分ほどで胃が楽になり、2時間後には空腹を覚えるほどに回復(?)した。

同様にマンゴーを沢山食べた娘さんも、いつもと身体の反応が違う事に驚いていた。二人して、これはマンゴーの影響以外考えられないという結論に至った。



実はマンゴーには消化酵素が豊富に含まれていると言われている。

タンパク質に関してはセリンプロテアーゼというタンパク質分解酵素を含んでおり、タンパク質の消化吸収を助けるものとして理解されている。

しかし、とある中学生の実験によれば、パイナップルやキウイに比べるとマンゴーのタンパク質分解作用はないと言っても過言ではない結果を示した。これに関しては品種や熟れ具合によるプロテアーゼ含有率の違い等々の差を考慮する必要がある。

また、ケーキバイキングという特性上、脂質摂取量が多くなり、これが膨満感の原因となる性質上、胃が早くスッキリしたのはマンゴーにはリパーゼやリパーゼに近しい脂質分解酵素が含まれているのかも知れない。

そして、いつもならば急激な高血糖値上昇後に起こる低血糖による頭痛に悩まされ、「もう、ケーキバイキングはこりごりダー(by パーマン)」となるが、今回は娘共々頭痛にならなかったのは、マンゴー由来の不溶性並びに水溶性食物繊維が糖質の吸収を遅らせた影響だと思われる。



というわけで、マンゴーの消化促進作用は未知数で客観的な評価が定まらないが、主観的・・・あるいは品種的、熟成度的、「量的(大量に食べた)」には効果があった為、予算のある人は日々の食事に加えてバルクアップに役立つかどうか試して頂きたい。

沖縄や奄美大島、台湾、南国の国々にお住まいの方は定評のあるパパイヤやパイナップルなどをできるだけ毎日食べることがバルクアップ志向でなくても、筋肉作りや美肌作りに役立つはずなので、利用しないのは勿体ない!



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