β3ADR遺伝子変異タイプ+UCP-1遺伝子変異タイプでも痩せられる0
〜イントロダクション〜


β3ADR遺伝子変異タイプ

・基礎代謝が200kcal低い
・アドレナリン系によるβ3アドレナリンレセプターの反応が鈍い
・糖質のグリコーゲン変換効率が悪い
・内臓脂肪が溜まりやすい

といったハンデを持ちます。


UCP-1遺伝子変異タイプ

・基礎代謝が100kcal低い
・下半身に脂肪が蓄積しやすい

といったハンデを持ちます。



この両方の遺伝子変異を持つ確率は日本人において8%になります。字面だけみても、基礎代謝が合計300kcal低い節約エリートと呼ぶことができ、ホルモン感受性や分泌量といった観点においては太りやすく痩せにくい厄介な体質であると判断できます。

不幸にも確率8%の節約エリートとして産まれてきた場合、正常型の人よりも300kcal分食事を減らすだけでは成果が出にくいことは表層の数値からでもわかり、また、運動エキスパートや遺伝子検査アドバイザーが謳う正常型よりも300kcal分食事を減らしてから更に運動や減食を「頑張る!」といった方法も、ホルモン感受性や生来の脂肪燃焼率から考えると些かナンセンスになります。

節約エリートが身体を絞るには、各種のホルモン感受性や分泌量、脂肪燃焼効率の改善、脂肪燃焼「量」増大に着目した新しいアプローチで臨むべきでしょう。

その為の、絞るための第一条件として・・・前提として、体脂肪をそれ以上貯め込まないようにする為に、インシュリン模倣物質を利用した体脂肪蓄積抑制&グリコーゲン合成促進作用を持つGCS750やマッハ6などを採用する必要がありますが、ここでは主に運動方法について考えてみたいと思います。



〜節約エリートが考え、実践する運動方法〜

さて、かく言う私こそがβ3ADR遺伝子変異タイプ+UCP-1遺伝子変異タイプなのです

このタイプに対する一般的なアプローチでは食事の徹底した管理と徹底した制限が最重要ポイントとなりますが、私の考えるアプローチは異なります。

減食に対する身体の反応が悪いのだから、「更に頑張る!」のではなく、効率を良くしてあげよう。アドレナリン系による脂肪酸放出が弱いのであれば、他の経路を強化しよう。燃焼効率が悪いのであれば、燃焼せざるを得ない環境へ導こう。

といったものです。

ポイントはホルモン模倣物質、ホルモンレベル、ホルモン感受性、サイトカイン、筋中グリコーゲン、低血糖、日光などです。

そして、成長ホルモンも見逃せません。環境と状況、タイミング、テクニックを整えれば、成長ホルモンを活躍させることは可能です。

Ex:
トレーニングやサプリによるGHブースト考

・メダパニ兄貴「最終調節に成長ホルモン

激しい燃焼運動にラプター+ファイナルバーン

#1へ続く



β3ADR変異+UCP-1変異でも痩せられる!
#0 イントロダクション

#1 個人的体脂肪燃焼運動2019

#2 まだ間に合う「真夏に向けた減量」

#3 個人的体脂肪燃焼運動2019 その2