〜イントロダクション〜

凸議論とはあるグラビアを見て、「これこそはポッチ」だとか、「ニップレスだ」とか、「いやいやどう見ても水着のシワやん、この素人が!」といった議論ではなく、屈筋・・・特に自己主張の如くモッコリと発達させて見せつけたい部位の話です。

(はるか昔のヤングサンデーのチバレイのグラビアを思い出した人が3人くらいはいると思う)



〜腹筋と上腕二頭筋は似ている?・・・けど〜

長めのシリーズ「1ヶ月で腕を5mm太くする(かなり限定的)」の最終話では二頭筋の見た目について考察しています。

スポーツパフォーマンスなんて関係なく、単純に腕を太く見せたい!

腕の見栄えとくれば、まず、サイズというイメージがあり、事実その通りではありますが、あくまで見栄えなので他人からどう見えているかが重要になります。

数値的に太いのではなく、他人の目から見て太く見えるのは、相対的なものの影響が大きくなります。他者の目には、数値だけでなく、客観的な見栄えによってより太く大きく認識されるのです。

つまり、同じサイズでもボテっとしている腕よりも、脂肪が乗っていない切れている腕の方が太く大きく、そして格好良く見えるのです。ポリゴン描写でも、仕上げのシェーディング(影付け)がなってなかったら、立体として認知しにくいのと似ています。

腕を太く見せたいのであれば、しっかりと無駄な脂肪をそぎ落として、カットを出すことが重要なのです。そして、カットとバスキュラティに優れた「切れっ切れ」の腕を作るのは腕を筋量だけで1cm太くするよりも遥かに容易かつ短期間で達成可能であると言う点を忘れてはなりません。



上の話と同様のことが腹筋にも言えます。

腹筋を割りたい、6パックにしたい!
そんな時にはどのようなエクササイズを選べば良いか?

何て議論が筋トレ好きが集まれば、勃発するやも知れませんが、6パックに分かれた腹筋を露わにしたい場合、最短の道は体脂肪率を下げることに尽きます。

腹筋を見せたいだけなら、腹筋運動は全く必要ありません。体脂肪燃焼と体脂肪率だけを追い求めるだけでOKなのです。何故なら、体質にもよりますが、一般的には体脂肪率が10%を下回らないと腹筋が腹の皮下脂肪を透かして見えてこないからです。故に、全く運動していない人や一度も運動に取り組んだことのない人でも、体脂肪率が低い人は常に6パックになっています。

二頭筋の見栄え重視の場合と同様に、6パックだけなら、腹筋の筋肉を発達させるよりも、体脂肪率を下げる方が短期間で達成可能です。

この理屈は普遍的ではありますが、現在は少しだけ考えが変わってきました。

中編へ続く



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6パック計画は進んでいるか?-Part.1
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6パック計画は成功したか? 前編
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