40代からの競技への挑戦の減量苦編(仮題)で紹介する予定ではあるが、それはまだ先になるので、「鉄は熱いうちに打て」というように、出来るだけ早くお話することによって、減量中の方に役立つのではないかと思った次第。



1、β3ADR変異型にはGCS750とマッハ6
〜カーボチャージデイ、チートデイの内臓脂肪増大抑制


何故、炭水化物だけを摂るのか?

トレーニング & 栄養話「グリコーゲン消費でリーンボディ」

の発展話。

7月から9月にかけて、普段は金〜火の5日間を炭水化物控え目(完全カットではない)とし、水木を炭水化物を積極的に摂るカーボチャージデイとしていた。

狙い通り、火曜の夜には体重が68kgまで落ちて体脂肪率も9%前後に下がるのだが、水木と熱心に炭水化物を入れていないにもかかわらず、金曜日には体重が70kgを超えて内臓脂肪が増える傾向があった。

そして、その体重を再度5日間かけて落とす・・・といった同じ作業の繰り返しが続いてるだけに思えた。

その原因はカーボチャージデイにGCS750やマッハ6を採り入れるのをサボったことにある。

β2例年以上に激しく運動している上に、200m出場に向けたスプリントの距離も長い為、グリコーゲン枯渇が大きく、故に筋肉のインシュリン感受性が高くなっているだろうと思っていたからだ。インシュリン感受性向上とインシュリン模倣によるグリコーゲン補填促進作用が高いサプリを使用しなくても、食べた炭水化物はすべからくグリコーゲンとして蓄えられるだろうと高をくくっていたのだ。

しかしながら、私は実のところ、非常に太りやすく痩せにくい、日本人においては8%しか存在しない節約エリートだったのだ。

とりわけ、β3アドレナリン受容体に変異を持っている場合に留意すべきは、炭水化物を摂取しても、インシュリン分泌が少ないという弱点があることである。このタイプの者は摂取炭水化物を効率よくグリコーゲン化するのが苦手なのだ。

更に悪いことに、β3アドレナリン受容体の分布特性上、炭水化物多量摂取によって内臓脂肪が溜まりやすく、また、減りにくいという弱点も持つのだ。

これらのメカニズムによって、いくらトレーニングによってグルコーストランスポーターが筋細胞上に発現していたとしても、GCS750やマッハ6の助けなしに炭水化物をキャパ以上に摂取した場合、効率よくグリコーゲン合成が起こらず、巡り巡ってそれは内臓脂肪増大へと結びつく。

というわけで、遺伝子よりも生活習慣が大切とのたまってはいるが、日本人の30%を占める節約型のβ3ADR変異型の人には、摂取炭水化物を積極的にグリコーゲン化して体脂肪合成を抑制するGCS750やマッハ6が効果絶大であることは間違いない。



2、アミノ酸で汗ドバ〜!

今回の減量苦の一因として、食べる量が少なすぎて、代謝が落ちてしまっていた事が挙げられる。

それでも結局、ラスト2週で絞り込むことができたのは、ファイナルEAAの影響が大きい。

ある時、少しでも回復を早めようと、(物を置かないようにしている)サプマスでファイナルEAAを開封。お店を閉める30〜60分前に摂取するようにしてみた。

するとどうだろう。お店を閉めてから駅まで5分しか歩かないのだが、駅について電車に乗ったところ、物凄い勢いで汗が吹き出してきたではないか。以前から帰宅前にファイナルバーンを仕込んでいたにもかかわらず、それとは比べ物にならないあまりの効果に驚いて、以後、ファイナルEAA摂取が帰宅前の儀式となった。

Ex:
今更訊けない「ファイナルEAA+HMB」


img11475058933この現象に関しては、一つにVAAM類似効果が考えられる。ファイナルEAAはVAAMとは異なる組成ではあるが、バランスの良い必須アミノ酸を摂取すると代謝が向上すると、昔ながらの経験談として知られている。

また、実を言うとロイシンには成長ホルモン分泌効果があると言われていたのだ。それも、マッスルアンドフィットネスやアイアンマンなどの雑誌ではなく、エビデンスを元にした栄養本で語られていたのだ。

そのメカニズムまでは載っていなかったが真相はこうだろう。ロイシンはそれ自体が単独で血中グルコースを筋肉へと引き込んで筋グリコーゲン合成を促進する働きを持つ。同時にインシュリン分泌を促すため、相乗的に血糖を処理する速度が著しく高まる。

空腹時にロイシンを摂取した場合、一時的に急激な血糖値の低下が起こり、インシュリンレベルも一気に下降して、成長ホルモン分泌が起こるのだと考えられる。

Ex:
トレーニングやサプリメントによる成長ホルモン分泌促進は有意か?


そして、成長ホルモンは脂肪細胞からの脂肪酸放出を促すホルモン感受性リパーゼの活性を高めるため、一気に脂肪燃焼が高まったのではないかと考えている。

というわけで、絞りきれていない人は空腹時にロイシンが強化されたファイナルEAAなどのEAA製品をパックっとしてから60分後くらいに、運動するのが最後の一絞りに有効となるので、オススメしたい。