リレー170m編-2018-1
「計画編」


2018年は舞台をマスターズに移し、60mや200mにも挑戦する予定であった。

6月:大阪大会
9月:兵庫大会

と言う出場計画だったが、6月開催の試合前に左の内転筋を筋断裂してしまった。



兵庫大会だけになってしまったが、小学校の運動会で父兄リレーに出ることになったので、

9月17日(月):兵庫大会
9月22日(土):170mリレー

という予定となり、それを目標にトレーニングと食事に取り組んでいた

しかしながら、これを書いている今も、全力で走ると左の内転筋が痛む。これまでの経験から、試合でリラックスなぞ無縁で、思いっきり力が入ってしまい、レース後は筋肉痛を超えたダメージが残ることが多かった。

現在のコンディションから考えると、月曜日の兵庫大会へ出場した場合、再度内転筋を切ってしまう可能性が高く、例えそこを切らなくても、十中八九、土曜日のリレーでの走りに大きな影響が出るようなダメージを受けるはずだ。

と言うわけで、

9月22日(土):170mリレー
9月30日(日):大阪マスターズ100m、200m
10月13日(土):大阪マスターズ記録会60m、100m、200m

予定とした。

要するに、大会よりも運動会のリレーを優先するほど、それに出たかった訳だ。



〜分析編〜
6月5日(火)に内転筋を断裂した影響で、全力で走ることが難しい期間が続いたが、今年は100m以外にも挑戦したいと思っていたため、様子を見ながら150m以上の距離でスプリント(に近しい)トレーニングを継続した。

長めの距離でスプリントを行うと、酸素負債の影響と心拍数上昇で、次の1本まで時間がかかっていたが、上の心がけのせいか、呼吸や心拍数の安定が早くなってきた。ただし、それは赤血球がチューンナップされるエキストラオキシドライブの影響も大きいと確信している。

ただ、ある程度、持久力が付いてはきたが、それはあくまで怪我を恐れた80%程度の出力だからであり、未だ100%の出力では200mはおろか、170mを走り切ることすら難しい。

この問題に対しては、競技の想定内範囲で心肺機能を鍛え込むことと、いつも通り、本体の軽量化が必須である。



〜指針編〜
スタミナを走って養うという古典的手法でも構わないが、ある程度の年齢に達した人間がスプリントを行う場合、毎度毎度発生する筋損傷や消耗から1日で回復するはずもなく、根性でそれを遂行したとしても、パフォーマンスの低下に伴うQOT(練習の質)の低下が起こるばかりか、怪我まで誘発しかねない。

スプリントは基本1オン1オフとし、スプリントオフの日に他の運動を行うことにした。

そして、当面のターゲットが170m強(トラック1周170m+テイクオーバーゾーン)なので、その練習をやり切ること、減量を含めてしっかりと身体を仕上げることで、200m出場へと繋げるという目標を立てた。

現状では200mを全霊全力で走ることができず、最後は「ラン」になってしまうので、その有様のままであれば出場できないので、何としても競技適応を遂げたい。

#31へ続く



【Ex】
30代後半からの筋肉増強-序
30代後半からの筋肉増強-本編

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