風邪をひいてしまった時の栄養補給-応用編

Q:風邪をひいてしまいました。

1.このような場合、しっかりとご飯を食べた方が良いのでしょうか?

2.風邪の時に意識して補給すべき栄養素など、あるのでしょうか?


1に関しては、

熱風邪→できるだけ食べない

鼻風邪→しっかりと食べる


2に関しては、

・EAA
・グルタミン
・亜鉛(特にエキストラアミノアシッド)


と言うのが有効である事を前編と後編にて解説しました。

応用編たる今回はより早い回復を目指す場合について考えてみます。



〜膨大な活性酸素と白血球の死骸除去〜

風邪やインフルエンザに罹ると、ウィルスの攻撃によって、インターロイキン10やインターロイキン1などの炎症を促進するサイトカインが大量に分泌されます。また、異物への攻撃に大量の白血球が駆り出され、鼻や喉などの局所、あるいは全身において、ミクロの激しい戦闘が繰り広げられます。

この際に薬によって無理くりに熱や分泌物を止めてしまうと、かえって治りが悪くなると良く言われ、実際、誰もが何度も聞いたことがあるはずです。白血球は一定以上の体温で活躍し、その死骸は鼻水や痰となって体外へ排出される為、その一連の流れを不快だからと言う理由で、化学物質によって強引にストップをかける行為は場合によっては非科学的と言っても過言ではありません。

ともあれ、無理に症状を抑えないのであれば、体内では激しい炎症と白血球の戦いが発生し、その際に大量の活性酸素と白血球を含めた体細胞の死骸が生じることになります。

一定量の活性酸素は体内異物を殺すのに役立ちますが、殲滅戦においては必要以上の活性酸素が生成される上に、白血球がもたらすTNF-αやインターロイキン8などのサイトカインによって、細胞の死滅が起こります。



過剰なまでの活性酸素は無害でフレッシュな体細胞まで攻撃し、細胞老化を加速し、筋組織にもダメージを与え、身体能力の低下を招きます。また、早期回復を望むのであれば、細胞内で発生した白血球や体細胞の死骸は速やかに処理され、排泄されるべきです。

vivo_bottleこのように体内で激しい炎症と多量の活性酸素、そして大量の老廃物が発生する際に役立つのが、HALEOの「VIVO」です。

VIVOには発熱性消耗疾患をはじめとした諸処の風邪に罹患した際に、消費損耗される各種ビタミンとミネラルを供給するだけでなく、オーラック値という活性酸素を除去する抗酸化作用の実効値が非常に高いという特徴を持ちます。

また、末梢血管の強化と血液粘性の低下によって、血流を改善するイチョウ葉エキスは、血中に排出された老廃物の除去に役立ち、それ自身が抗酸化物質であることが知られています。

そして、VIVO特有のシンバイオティクス「クリアブレンド」は、腸内細菌叢バランスを改善することはご存じの通りですが、最適化された腸内細菌叢は高い免疫力を維持するのに役立つ為、風邪などの際やその予防に役立つことは火を見るよりも明らかです。



ちなみに白血球はタンパク質でできているため、兆単位で動員される戦いにおいては、その原材料の逐次投入は有効となります。また、白血球の残骸の代謝には肝臓が大活躍するので、レバーブロウがあるとより心強いでしょう。

最後に重要なポイントとして、風邪やインフルエンザの時ほど、バイオアベイラビリティ(経口摂取活性)が大切である事を強調しておきます。

「俺のMVMはコスパ最強と自慢されても、ウンコの際にコロリン♪と出てくるような「Time release! Only 1tabret! 」とか何とか謳っているでっかい海外製のタブレットでは全く意味をなさないわけです。

同様に、白血球への増援や筋分解抑制目的でのタンパク質補給には、プロテインは適しません。胃腸が弱っているときや絶食気味が適する時にはタンパク質補給は当然ながらフリーフォームのアミノ酸が理想的です。



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