体脂肪を落とすのに有酸素運動が適するケース
とその効率的な実戦方法 #2

Q:体脂肪を落としたいと思い、「2017年前半の減量系話-まとめ」や過去ログを読んでいます。長期的な視点で観ると、特にウエイトトレーニングのような運動が体脂肪を減らすのに有効であるとは理解できましたが、有酸素運動が優れるというか、体脂肪を減らすのに有酸素運動の方が適するケースはないのでしょうか?と言うのは、現状、時間的にも環境的にも、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動しかできないからです。また、その際、少しでも効率的な方法があれば知りたいです。

前回は、減り代と減らしたい目標の量によって、有酸素運動が適するか否かが判断しやすいと言った話と、低炭水化物ダイエットの後半に消化管抑制ポリペプチドホルモンが活性化している場合は有酸素運動が有効かも知れないと言う話でした。

今回は状況的、環境的要因から考えてみましょう。


体脂肪を落とすのに有酸素が適するかどうか?
〜状況、環境編〜


生活環境の近くに良いジムがない。その上、野外トレに利用できそうな遊具を備えた公園や広場がない。ダッシュを行えるような広い場所もない。

このような場合、有酸素運動が適するというより、取り敢えず有酸素運動を行うしかありません。

では、ジムが近くになく、生活環境から離れたジムまで通う時間もない。ただし、野外トレやダッシュを行えそうな環境は身近にある。

このような場合、野外トレやダッシュを取り入れた方が、短期的にも長期的にも、体脂肪を減らすことに有利に働きます。特に減り代が大きい場合は。

ですが、あまりに自重が重たい場合、自重中心で行う野外トレを行うことが難しくなります。となると、一転、有酸素運動が適する!となります。



〜体内的、体質的視点〜

元々、心肺機能が発達している人やスポーツによって遅筋線維が発達している人、何らかの運動の継続によってミトコンドリアが活性化している人は、有酸素運動を採用しだした直後から効率よく体脂肪を燃焼させることができるでしょう。

また、ある程度の炭水化物制限〜ややハードな炭水化物制限を行っている人は、筋中グリコーゲンレベルが低い為、有酸素運動時に体脂肪が利用されだすタイミングが早くなる可能性があります。

低炭水化物、中〜高脂肪ダイエットを継続している場合、脂質の燃焼に優れた体内環境への適応が起こっているため、有酸素運動開始後、比較的短時間で脂質が利用されるかも知れません。



前回、今回の条件に当てはめてみて、有酸素運動がバッチリの好相性の人もいれば、状況的に仕方なく・・・と言う人もいるでしょう。

いまいちテンションが上がらなくても大丈夫です。次回以降、有酸素運動を効率的に行う方法をいくつか考える事で、自信をもって有酸素運動に取り組むことができるはずです。

#3へ続く



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