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居残り補習授業オフライン #67
トレーニング小話「みんなプラトーだよ!」


ある種の化学物質(ドラッグ)に対する依存症が現れるのは、投与の繰り返しによる適応が起こる為と考えられていた。依存回路の形成、シナプス活性の低下、ホルモンや伝達物質分泌量の低下等々である。しかしながら、たった1回の化学物質の投与によって、依存症を呈することが近年の脳科学において証明されている。それほどに環境に対する脳の適応は早い。

さて、トレーニングを3年以上続けていると、トレーニングを始めた頃の「伸び」を感じなくなってくる。トレーニング知識も栄養知識も豊富になり、トレーニング強度やテクニックも増えているにも関わらず、身体の方は大して反応してくれない。

誰かが言った「上級者は皆、ハードゲイナーである」とは、良く言ったもので、ある程度身体が発達してくると、様々な工夫を凝らしても、身体の方はウンともスンとも言わなくなると言う停滞期にほとんどの人が陥るのだ。

この現象は、身体が肉体を破壊するレジスタンストレーニングに完全に適応した結果であり、身体が丈夫になった証でもあるが、もう一つの原因として脳の適応が挙げられる。無意識のうちに動作をそつなく、上手にこなして、肉体的ダメージを最小限に留めているのだ。

この二つの肉体的適応と動作への順応を念頭にプログラムを組まないといけないが、先の脳科学の見地から考えると、一般的に理解されているスピードよりも、我々のトレーニング対する脳の順応はかなり早い可能性が高い。つまり、一般的な4週間のトレサイクル、そして、慣れを防ぎ不意を突くための3週間サイクルなどよりも短いサイクルで、トレーニングプログラムを変更するのが肉体にダメージを与えるには良いと思われる。

筋肉痛は必ずしもトレーニング内容が良かったという証拠にはならないが、今回の場合は、動作に対する適応をさせないことが狙いなので、トレーニング後に筋肉痛がでることが望ましい。


そこで、今回は停滞打破の為のトレーニング毎にメニューを変更する12週間プログラムを考えてみたい。

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