「すりあげ」

先月、サプマスから自宅までパンチィーファームの山内さんに送ってもらったのだが、その際のこぼれ話。

「花澤さん、毎回、『すり上げ1,000回』とか、普通にやってましたよ」

すり上げとは、レスラープッシュアップとも呼ばれる非常にきつい動作で、元パンクラスライト級ランキング1位の花澤大介13選手が綴った長編トレーニングコラム「総合格闘技はフィジカル勝負の時代に」に度々登場する鍛錬方法である。

総合格闘技はフィジカル勝負の時代に#6
自重を使った補強トレーニングの重要性

総合格闘技はフィジカル勝負の時代に#16
オーバーワークについて・試合を終えて

パンクラシスト時代の花澤選手が自らの弱点であるスタミナを克服するため、並々ならぬ努力をしていた。その話は、度々、コラムでも登場したが、誇張でも何でもなく、間近で見ていたパンチィーさん曰く、凄まじい努力をしていたそうだ。


「そんなことよりも、フリーダイビングか酸素マスクなしの登山の道へ進んでいたら、日本一になれたのに・・・(※)」



「馬歩(マーブー)」

2年くらい前に、元デカスロン王者武井壮さんが少林寺拳法修業に挑戦した際、基礎として「馬歩」を行っていた。それを観て、ああ、本当に馬歩って大切だったんだな〜と、花澤選手の話を思い出した。

総合格闘技はフィジカル勝負の時代に #22
名古屋修行時代・姿勢を維持する



時代を先取りしていた花澤13!

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※ レジスタンストレーニングなどの運動中は抗利尿ホルモンが幅を利かせて、普通はトイレに行く回数が減るが、稀にオシッコジャージャーの無酸素運動体質の者がいる