ミネラル勘違い-1
貧血 & 鉄分不足の勘違いと注意点-前編

1Q:貧血気味なので処方された鉄剤を飲んだり、鉄分のサプリを摂取していますが、何か注意点やアドバイスなどあるでしょうか?

また、サプリや薬を利用せずに鉄分不足にならないようにする方法があるなら教えて下さい。


女性は生理などで血液を失うので、食品からの鉄分補給が欠かせません。一方、男性においては、体内で効率よく再利用されるので積極な補給の必要がなく、むしろ特殊な事情がない限りは「鉄分専門サプリ」や「Feサプリ」は摂取しない方が良いでしょう。



まず、良く勘違いされているのが、貧血=鉄分不足と言った認識です。

確かに鉄は赤血球の重要な材料ですが、鉄の不足だけが貧血の原因ではないからです。赤血球は傷ついたり老化しても補修されない、いわば使い捨ての細胞なので、日々、せっせと作られ続けています。このような細胞や組織において重要な働きを持つのが亜鉛です。

細胞の分裂には必ず亜鉛が必要なので、細胞分裂が激しい組織や生産量が多い使い捨て細胞では、その需要が大きくなります。亜鉛が不足すると舌の味を完治する細胞の味蕾の感度が落ちることは良く知られています。同様に亜鉛の不足は、赤血球の生産量不足に直結するので、亜鉛不足に起因する貧血も考えられるのです



また、赤血球の動的積極的破壊による貧血というものもあります。

これはランナーやアスリートに良く起こる現象で、着地の際に足の裏にかかる圧力で、物理的に赤血球が潰れてしまい、赤血球量が減少してしまうことがあるのです。練習量や走り方の影響もありますが、個人的にはソールを薄くしたプロモデルシューズの一般への普及がそれを助長しているのではないかと睨んでいます。

心あたりがある場合、練習量に関しては如何ともし難いですが、着地の際の矯正やショックアブソーバーが効いた身の丈にあったシューズの選択によっていくらかは解消されるでしょう。



ともあれ、上に挙げた原因によって貧血が誘引されていた場合、いくら鉄分を補給したとしても、一向に改善されない可能性が高い事は覚えておいて損はないでしょう。

中編へ続く



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