〜食事に対するスタンス-0〜

シリーズ第1回「課題の整理と優先順位付け」でも触れたが、30代後半からの筋肉増強を考えた場合、一見、ハードゲイナーや20代までの人達の増量計画とアプローチが似ているようにも思えるが、食に対する方向性は異なる。

30代後半、特に40歳以降の人の筋肉増強アプローチが30歳未満の人達の身体を大きくする際のアプローチと異なる理由について考えてみて欲しい。



「食事に対する反応の変化」

・体脂肪が蓄えられやすい
・消化吸収能力が低下
・一度に食べられる量の低下
・食欲そのものの低下


「QOLを重視した健康管理」

・健康 > 筋肉
・DNAエラーの蓄積
・活性酸素対策によるアンチエイジング
・ローカロリー食によるアンチエイジング
・インシュリン感受性維持と膵臓のケア
・心臓、肝臓、腎臓の積極的ケア
・血液循環
・体脂肪率


等々、筋肉の質自体に大きな変化は起こらないが、食べ物に対する身体の反応の変化や優先順位の入れ替わりなどによって、ただ単に沢山食べれば良いと言う訳ではなく、もちろん、タンパク質を沢山摂れば良いと言った話でもない。

見えにくいミクロレベルでの肉体(筋肉ではなく内臓と循環器系)と能力の低下を受け入れることで、食事をする際に素材の質を吟味、あるいは素材そのものを変更すると行った取捨選択から始まり、それらが辿る代謝の末路を想像できるようになるはずだ。

食生活の大きな見直し、食材レベルでの選択が面倒臭いと思う人もひょっとしたらいるかも知れないがよく考えて欲しい。子供は親や学校が出す物を食べるしかないので、子供は食事の質を選べないが、このシリーズは子供向けに書いているのではなく、また若者向けでもない。

食事管理が難しい、食生活を変えることが出来ないと思う人に、以下の話を紹介したい。



6パック計画は成功したか?より抜粋
「6パックに成功することの意味」


見た目がそんなに重要なのか?

見た目が変わったからって、中身が伴わなければ、意味がない!

何て人の足を引っ張ってくる六道輪廻の亡者が周りにはウヨウヨしていますが、本当に彼らの言うことは正しいのでしょうか?

別枠で時間を取りたいと思いますが、簡便に説明すると、しっかりと絞れた身体や見事に発達した身体は、実の所、その人の知識や実践力、実行力、習慣と言った内面が変化した結果であり、それは脳の中でニューロンが新規形成されたことに他ならず、性格や人格が変わったことを意味します。

大きく見た目が変わったから性格が変わるのではなく、身体作りの過程で内面が変化したから外見が変わったのです。人間の身体においては、良くも悪くも見た目が変わると言う事は、その人の中身が変化した結果です。

詰まるところ、人間性と言っても良い中身の変化が先に起こり、中身が良質であるから、外見も良質に変化するのです。ただ、身体的な見た目に関しては、価値観や習慣だけでなく、肉体が物質で構成されている以上、身体に取り入れる食べ物や栄養素も良質でないといけないので、考えながら口に入れるものを取捨選択し続けることが重要です。

#14へ続く



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