筋膜を柔らかくしたい!

Q:世間ではにわかに、筋膜リリースとか流行っているようですが、本当に柔らかくなったりするものでしょうか?

ローラーを使って筋肉をゴリゴリする方法のことだと思いますが、ロシアのウエイトリフティング選手であるドミトリー・クロコフ選手のウォームアップ風景なんかを見てしまうと、効果がありそうに思えると同時に、専用器具がなくてもどうにかなりそうな印象を受けます。



ただ、流行物というのはマーケティングの影響が大きく、有名人や著名人の影響を受けやすい人から取り込まれていくものです。その様な経緯で筋膜リリースに飛びついた人の大半は、ドラクエの町に配置されたNPCやBOTような存在であり、リアルプレイヤーではなく、また、NPCであるからこそ「重要な要素の一つ」に気がつかないので、大した成果に辿り着くことはないでしょう。

ところが一転、プレイヤーとして熱心に取り組むのであれば、継続する価値はあると思います。ただし、その際には「重要な要素」というのを充分に意識すべきです。



硬くなった筋膜をほぐす!ゴリゴリして!

確かに理に適っていると思います。物理的に緩急を付けて刺激することで、組織の緊張が解かれて柔らかくなる可能性はあります。筋肉に至っては緊張しぱなっしの癖が付いた筋肉の癖が取れることで、可動域の改善が見られるかも知れません。筋膜の改善が筋肉の改善をもたらす、あるいは筋肉の改善が筋膜の改善をもたらすような相互作用も期待できるでしょう。

これらは直接的、物理的な手段で、理解しやすいメカニズムかも知れません。

ですが、包括的に考えると片手落ちと言わざるを得ません。ミクロの視点が足らないからです。



極端な例えになりますが、自動車のタイヤを柔らかくしようとした場合を考えてみて下さい。何かを使ってタイヤをもんだり、こねたりするでしょうか?タイヤを柔らかくしようと思ったら、ゴムの素材そのものから見直さないといけません。

我々の身体は毎日新陳代謝を繰り返す生存機械である都合上、その構造材は口から摂り入れたものの影響を大きく受けます。食べ物は燃料ではなく、食べた物が身体を作るのです。筋膜を柔らかくしたいのであれば、筋膜や細胞膜の柔軟性向上に役立つ、EPAやフォスファチジルセリンを積極的に摂取する必要があります。

分子的な素材の善し悪しを無視して、ひたすらに標的をこねくり回す行為は無駄ではありませんが、決して効率的とは言えません。

と言うわけで、筋膜をほぐすトレーニングに精を出すなら、筋膜の質に影響を与えるEPAなんしはEPAを含むアルファリーン、そしてフォスファチジルセリン供給源であるハイパードライブを基本サプリとして採用していることが理想的な環境です(※)。ちなみにこれら物理的直接的アプローチとミクロ的材質的アプローチを組み合わせることで、筋肉のテストステロンに対する反応も向上すると思われるので、筋量命の人も筋膜をグリグリする価値があるでしょう。

※ わざわざ沢山飲むと言う意味ではなく、基本サプリとして普段から採用しているだけで良いという意味



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