啓蒙本などで、「必ず出来ると思って取り組む」とか「成功、ゴールをイメージしてから取り組む」と言う話が良く登場する。字面や理屈だけでは、中々想像しにくいが、そのイメージが実際にビジュアル化、現実化された場合においては、非常に解りやすいことが多い。



「Jボード」

6歳の息子がJボードというスケボーのような乗物を練習中。バランスを保ちつつ、クネクネとボードを捻ることで前に進めるようになったが、如何せん、最初にボードに立つのが難しく、初動だけは自力で行えなかった。

そこへ、10歳の姉が登場し、ちょっと貸せよと、ヒョイと一人で乗り始めた。

「え?お姉ちゃん、ほとんどやったことないのに、自力でスタートできるんや!」と、その光景を目の当たりにした弟は、その瞬間、一人でスタートできるようになった。



「逆上がり」

ある日、息子と公園へ向かった。息子は自転車だったので、徒歩の私よりも早く公園へ到着しており、おじいさんと孫が逆上がりの練習をしているのを距離を置いてずっと観察していたらしい。

私が到着するや否や息子はんは、低鉄棒へ向かい、フワリと逆上がりを行った。

それまで、いくら補助を入れて練習してもできなかった逆上がりを見ていただけで行えるようになったのだ。



上の二つのエピソードは、成功の実践を目の当たりにすることで、自分にも出来ると表層的にも深層的にも高く認知され、暗示のような効果を発揮し、成功の確率を高めたと言う身近な事例である。それほどに、伝聞ではなく、目の前で起こった出来事は、人の信念に大きな影響を与えるのだ。

凄い奴が沢山いるジムへ移る、あるいはビジターで利用するだけで、その日からいきなり筋力が上がる理由もこの為だ。

「できるかできないか、わからない」、「できないかも知れない」と思いながら、未知の領域を模索するよりも、できると確信して取り組む方が達成までのスピードが早いことは、以下のエピソードが良い例だろう。

自立型二足歩行ロボットなんて今の技術で作れる訳がないと誰もが思っていたときに、ホンダがアシモを発表した途端、技術流出した訳でもないのに、あっと言う間に他のメーカーも二足歩行ロボットを作り上げてしまった。「あ!作れるんだ」と判った事で、開発スピードが飛躍的に速まったのだ。



さて、個人レベルから社会レベルで証明されてきた常識から考えると、理研やその他の研究機関で行われたSTAP細胞の立証試験が尽く失敗に終わったのは、往々にして疑わしいことがわかる。今やその存在が、他の団体で立証されて、特許まで取られてしまった事実から考えると、再生細胞の周りには陰謀が渦巻いていたとしか考えられない。

実行者も出来ると信じて実験を行っている上、技術の手順は完全に公開されているのに、それが成功しないようにするには、巨大で強大な力が必要となる。

このような一技術に関しても、陰謀、アジェンダ、既定路線と言う物が存在し、世の中の事象は、神の見えざる手や需要によって動いているのではないことが容易に想像可能だ。むしろ、アジェンダを前提にして、目の前の事象を観察するようになれば、ラッスンゴレライなんて言われた日にゃ激怒するのも当然である。

#2へ続く



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