〜ファスティング終了〜
「6月5日(日)」


7日目の朝を迎えた。

6日目の夜から引き続き食べる事への強い欲求は失われており、このまま継続してみようかと思ったのだが、そうなると全く気軽なファスティングとは言えなくなってしまうので、昼で終了とすることにした。

0605バジルやナスなど、あるものを適当に採って来て、塩に漬け込んでおいたオリーブを乗せてピザを焼き、昼ご飯とした。
要するに、一昨日食べたピザが美味しかった影響である。

その後、普通の食生活に戻った。



「6月6日(月)」

午前中に用事をいくつか済まし、買い出しを終えた帰りに、トラックへ寄り100mダッシュを行った。減ってしまったかも知れない下半身の筋肉を取り戻す目的が強い。

明らかに身体が軽く、走りやすかった。

0606夕食は普通に白米を2杯ほど食べた。
ハンバーグでタンパク質やカロリーは充分であったが、大量に作ったそら豆を消費しないといけないので、豆類のアヒージョも食べた。
カロリーは元より、脂質の摂取量が多い夕食となった。



「6月7日(火)」

0528写真はファスティングに入る二日前、5月28日(土)の夕食。久しぶりだったので、ターンテーブルが大活躍するくらい一品一品のボリュームがあることを忘れて大量に注文してしまい、腹が破裂しそうになった。これらを食べきった後、更に巨大な唐揚げと蒸し鶏、コーンスープ、ラーメンが出てきたので、唐揚げの半分と蒸し鶏は折り詰めにしてもらった。

この日はたまたまこんな感じではあったが、ファスティングに入る前は、71kg〜72kgあったと思われる。

「思われる」というのは、長年愛用していたタニタの体組成計が壊れてしまっていたからだ。

何回かファスティングを繰り返すうちに65kgくらいになれば良いかと思っていたので、今回は数字を全く見ていなかったのだ。

で、ファスティング終了から2日目の夕方、娘の習い事を待つ間、ジムでトレーニングを行った。理由は雨で野外トレができないからだ。もちろん、少しばかり失われたかも知れない筋量や基礎代謝を取り戻すためである。

ジムに入ると、体重計が目に入ったので、やっと自分の体重を知ることができる・・・と、恐る恐る乗ってみた。何故、不安かというと、ファスティング中から筋肉の丸みと言うか張りが良かったせいである。腹回りは、明らかに改善したが体重的には全然減っていないのではと言う疑念があったのだ。

67.5kg!
ファスティング明けから2日経過し、服を着たままで、この数値なら大成功ではないか!ブログのネタとして充分だ!(←ココ重要♪)と歓喜した。

ついでに書くと、この日は前日にダッシュをしてハムストリングスが筋肉痛だったので、上半身のトレーニングを行ったが、そのジムでのメニューはチンニングやディップスがメインで野外メニューに似ていたので、2年ぶりくらいにディッピングベルトを持ち込み、加重してトレーニングを行った。

と言っても10kgのプレートをぶら下げただけである。久しぶりなのに楽々行えたのだが、それもそのはず、体重がかなり減っていたので、実質、以前の体重に5kg追加した具合になるからだ。



「6月8日(水)」
ファスティング明け3日目。


定休日だったので、入院中の空手家松岡先生にオススメの本を持ってお見舞いに行って、ついでにポールのパンを食べようと思っていたら、丁寧なお断りを頂いたので、一日を家で過ごした。

0608全身筋肉痛につき、公園か庭でラダーでもやりたかったが、地面のコンディションが悪かったので、洗濯や家事などに専念し、昼ご飯をしっかり食べた。

昼を過ぎてから、晴れ間が覗く時が出てきたで、20分ほど日焼けした。

昼がカロリー高めだったので、流石に夕食時の白米はカット。



「6月9日(木)」
ファスティング明け4日目。


ついにこの日がやってきた。インボディのあるジムへと向かう。数字よりも見た目の方が大切であるが、結果を示すには主観を語るよりも無慈悲なデータが欲しかったのと、体組成計が壊れているのを言い訳にしていると思われるのも嫌だったからだ。

ファスティング中のトレーニングと終了後のトレーニングで筋肉はパンパン、一体どうなるのだろう?

IMG_20160609_0001体重を示す数値は見る見る上昇し、70kgを超えてしまった。うわっ、アカンパターンか?
しかし、最後まで測定を終えると、当初の予定よりも良い結果が得られていた。
最近のサプリメンテーション」にて書いたとおり、4月14日(木)にインボディで計った際は12%ちょっと。その後、記録会へ向けて絞ったが、記録会終了後はまた12%オーバーに戻っていた体脂肪率が10%になっていたのだ。

ファスティングを終えて数日後の体重はグリコーゲン回復によって増加するが、それでも開始前に比べ1kg強〜2kg弱減ったままで、体脂肪率は2%も低下した状態を保っていた。

比較それよりも驚いたのは、リレーのために運動と食事管理をかなり厳しく行っていた昨年9月の頃よりも、数字的には優っていることである。

上が今回の結果で、下が昨年9月のデータ。

ただ、体脂肪率は今回の方が低いが、これは筋量が増えているせいで、見た目のコンディションは昨年9月の方がパリッとしていた。

面白いことに、「上半身の筋量を減らして、下半身のパワーを付けたい」と、上半身のトレーニングはほとんど行わず、ウエイトトレーニングを行えるときは下半身のみとしてきたが、実際に脚の筋量が増え、上半身の筋量が減っていることが数字からハッキリと解る。

実際、自分で自分の身体を見た感触では、大腿四頭筋の筋量が増えてきたなぁと思ってはいたが、改めて「Hideスクワット」の成果だと思った。



という感じで、緩い感じで試してみた割には、良い結果が得られたが、これで調子に乗らず、体組成をキープ、改善していきたい。

ワイフもまずまずの結果に満足したようで、今月末にも3日ほど、夫婦でファスティングをやってみようという話になった(ファスティングドリンクが微妙に余ってしまった)。

ライトなファスティング2回目へ続く




【関連】
ライトなファスティング 2016-1-1〜2日目
ライトなファスティング 2016-1-3〜6日目
ライトなファスティング 2016-1-結果編

ライトなファスティング 2016-2-前編

ファスティング-まとめ