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居残り補習授業オフライン-53
トレーニング小話「パワービルディング考」


先日、サプリ塾でボディビル日本一を決めるMr.日本で1位を何度も獲ったMr.パーフェクト氏の話を書いた勢いで、今回は他のエピソードからエッセンスを抽出したいと思います。Mr.日本を獲る前のMr.パーフェクト氏のお話の中で、印象的だったものの一つが「早くデカクなりたかったら、パワービルディングがいいよ。僕もパワービルディング出身だし」という発言です。

ではパワービルディングとは何か?簡単に言うと、パワーリフティングとボディビルディングを掛け持ちすることです。世の中には、同じ年、同じシーズン中に、パワーとボディビルの両大会へ出場する強者もいるかも知れませんが、ここでいうところのパワービルディングとは、ある年はパワーリフティングに専念し、次の年はボディビルの大会へ出場するといった年替わりに交互にパワーとボディを行うスタイルです。

一昔前のボディビルディングは、パンプとバーンこそが筋肥大を司ると考えられていましたが、近年では規格外のサイズを手に入れるには、トレーニング強度こそが重要と言う考えも広まっています。使用重量の数値を向上させ、強度の絶対値が高まれば、その環境に肉体が適応せざるを得なくなるからです。



一般的なボディビルディング的トレーニングでは、各部位がバランス良く発達するようにトレーニングパートを細かく分けたボディパート別トレーニングを行う事が多く、他の競技と異なり、腕や下腿などの単関節種目や等調整伸縮傾向が高いケーブル種目を多く行います。その関係上、各部位が常に何らかのダメージを抱えているため、ウエイトの使用重量のみに着目した総合的な筋力の伸びは、やや遅くなる傾向があります。

また、ボディパート別トレーニングは、特定の筋肉のみに集中して負荷をかけたいため、他の関節や筋群の導引が起こらないような種目やマシン、フォームを選択して、できるだけ目的の筋肉だけを使ってウエイトを動かします。これは言うなれば、最も不器用にウエイトを動かす行為なのです。

使用重量の一点のみを考えれば、全身の力を使って、ウエイトを動かすのが合理的で、筋肉の連動性や使用重量を大幅な向上を求める際には、「敢て不器用に上げ下げするテクニック」が足枷になりかねません。

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