SLOWDNSのタイムリリースプロテイン「SLOW」がリニューアルされました。

タイムリリース式プロテインとは、就寝中など長時間栄養補給ができない時間帯の血中アミノ酸濃度を保つ為に、素材や加工を工夫することで敢えてプロテインの吸収を遅くしたプロダクトです。

前々バージョンは、オーソドックス&ベーシックな「ホエイ&カゼイン」ブレンド。前バージョンは、ホエイに難消化性デキストリンを添加した「タイムリリースホエイ」。

さて、最新バージョンのSLOWは、一体どのようなギミックを備えているのか、早速分析してみましょう。



ロイシン添加の新バージョン
DNS「ホエイプロテインSLOW/1kg


タイムリリース式プロテイン最大の目的は、アンチカタボリック、すなわち筋分解抑制である。

血中栄養素レベルが低下すると、途端に身体はカタボリックな状態となり、エネルギー源として筋肉の分解が始まってしまう為、筋肉を増やしたいと思うのであれば、そのような状況に陥らないように、栄養補給に努めないといけない。

トレーニング前後は、血中アミノ酸濃度の迅速な上昇が求められるため、今日ではタンパク質を最小単位まで分解した遊離アミノ酸やペプチドが用いられるのが一般的となった。中でも、筋合成を活性化するスイッチを入れる役目を持つ「ロイシン」を主軸としたBCAAやEAAの利用が最適とされている。消化課程が省かれた遊離アミノ酸であるBCAAやEAAの登場によって、トレーニングによって損耗し枯渇した筋肉へ最短でアミノ酸を届けることが可能となり、トレーニング前後の栄養補給に関しては消化に時間のかかるプロテインは一線を引くこととなった



一般的にトレーニーの間では、プレワークアウトとポストワークアウトと称されるトレーニング前とトレーニング直後の栄養補給にばかり焦点が集まりがちであるが、実の所、勤務中などの日常生活における日中の血中アミノ酸濃度こそが身体作りにおいて重要な要素となる

日中の血中アミノ酸濃度の維持。

これに関しては、

・間食に咀嚼を必要とするタンパク質主体の食品を食べる
間食にプロテインを摂取する
飲料水にBCAAやEAAを溶かし込んで、水分として随時補給する

と言った方法で解決が可能である為、予算、勤務形態、活動量、目的などの要素から手段を選択すると良いだろう。

ちなみに、3食の食事を規則正しく摂取でき、各々の間隔が均等である場合において、血中アミノ酸濃度を維持する為にプロテインを採用するのであれば、その種類は味や価格などの好みで選べば良い。各食事のタイミングが予測不能で、食事と食事の間隔が長時間空いてしまうのであれば、タイムリリース式プロテインを採用するのも良いだろう。



トレーニング前〜直後、日常生活においての栄養補給に関しては、ある程度の知識と備えがあれば、様々な手段やテクニックを用いることで、ほぼ完璧なコントロールが可能である。

しかしながら、就寝中の血中栄養素レベルのコントロールに関しては、決定的な物や多くの手段があるとは言えない。

ただし、トレーニングサイクルや目的が筋量増加の一点買いであれば、就寝前にタイムリリース式プロテインを採用するという非常にシンプルな回答が存在するのだ。

後編へ続く



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