パワーラックにバーベル、チン&ディップ&レッグレイズステーション完備で、オマケに屋内50mトラックがあり、箕面温泉スパーガーデンばりに何でもできるジムの利用料は1回200円!

なのに、そのお得なハードコアジムを差し置いて、バーベルやパワーラックがなく、スミスマシンと22kgまでのダンベルしかない上に1回の利用料は500円の一般的なスポクラに近いソフトなジムへ行くことが多かった理由は?



まず、小さな理由として、「鏡」である。

好きな人には解ると思うが、鏡を見ながら行為を行うのは非常に楽しく、気持ちいい。いや、もちろん、トレーニングの話っスよ。件のスポクラ的環境は、大きな鏡が多数あり、照明も良好。合わせ鏡で、自分の広背筋を確認することもできるのだ。

単に筋肉をパンプさせるのが目的であれば、鏡を見ながら動作を行う方が、パンプや血管を確認できる為、単調な動作が楽しく感じたりするわけ。鏡のないジムや鏡が一枚しかないジムを長く利用していた自分にとって、久しぶりの鏡は新鮮だったのだ。



そして、メインの理由は以下の話が元となる。

スミスマシンしかない!-Part.1
スミスマシンしかない!-Part.2

スミスマシンしかないジムで、どのようなトレーニングを行うべきかと言う問いに、「私はこうするのがベストだと考える」と答えたが、自分が実際に同じ環境に置かれた際に回答通りのトレーニングを行ったところ、すこぶる調子が良かったのだ。その感触が感動的だったわけだ。



スミスマシンしかない!Part.1で紹介したHideスクワットを行うと、毎回、四頭筋がズタズタになったような筋肉痛に見舞われる。現在の自分において、四頭筋の発達は特に必須ではないが、温泉上がりのスポットライトを浴びた鏡を見た時に、もう少しボリュームがあった方が見栄えが良いかもと思っていたので、このスクワットにはまってしまった。

また、Part2で紹介したダンベルとカーフブロックを組み合わせたルーマニアンデッドリフトは、こんなショボイダンベルで、何で筋肉痛になるのだろうと思ったが、やはり、ストレッチ感を強調する手法は悪くないらしい。

久しぶりに味わうハードな筋肉痛よって、温いジムでの工夫したトレーニングが楽しくなっていたのだ。



と言う訳で、この話で言いたかったのは、「以前紹介した種目は本当にお勧めです!」と言うことと、同時に、単にこの種目を行えば解決と言うことでは無く、「身体と脳の適応は本人が思っている以上に早いので、頻繁に種目や環境を変えるのが停滞を防止し、コンスタントなインプルーブに繋がります」と言う事である。

と言う訳で、停滞やマンネリ気味の方は、アレコレ手を変え品を変え、電気をバッチリ点けた鏡の前で、行為を行ってみれば思わぬ反応が得られること請け合い。 

スポクラ的ジムにはまった理由-その2へ続く



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