〜太ると押せるようになる!〜

身体を絞っても、あまり衰えないのがデッドリフトやラットプルなどの引く動作で、反対に絞った途端、ガクッと使用重量が落ちるのがベンチプレスやスクワットなどの押す動作であると言う経験をした方も多いだろう。

トレーニング目的やサイクルに関係なく、単純に体重が増えるだけで、「押す」力が強くなる傾向があるのだ。

この現象は、正月明けのトレーニングに利用できる。



大晦日から三が日にかけてのカロリーを受け容れる-その2

バルクアップ&プッシュ種目強化期間という特別サイクルを設けるのだ。

筋量増でなくても、単純に体重が増えるだけで、ベンチプレスやスクワットの使用重量が伸びる傾向が高いので、年末年始の体重が増えやすいというシチュエーションを利用し、その前後の期間はバルクアップと押す種目の強化を目的としたトレーニングサイクルとするのもベストチョイスの一つだ。

ジム休館日の前や30日くらいまで、一般的な筋肥大トレーニングを行い、施設を利用したトレーニングを行いがたい大晦日から三が日は、しっかりと食べて体重増加を図り、休み明けからは増加した体重を利用して、押す種目のメインセットを随時更新するプッシュ種目強化期間に入る。

胸のベンチプレスやダンベルプレス、インクラインプレス

腕のプレスダウンやフレンチプレス

下半身のスクワット

休み明けは、体重増加の効果が出やすい上の種目の使用重量を漸進的かつ積極的に増やして行こう。



その為には、プレ期間である大晦日までのトレーニングは、マッハ6を利用した筋肥大の食事とパンプアップトレーニングを行い、大晦日から三が日までの間は「マッハ6・GCS750・クリア」のバルクアップスタックを用いて、しっかりと筋肉へ各種栄養素をチャージしよう。

もちろん、休み期間にもチョイトレ可能であれば、筋肥大プログラムに則する「擬似591腕トレ」や加圧腕トレ、あるいは自重によるパンプアップトレーニングなどを行うと良い。

と言う事で、年末年始にトレーニングを行えない場合は、防御に徹するのが定石ではあるが、逆にカロリーを受け容れて「攻めに転ずる」と言う方法も有効であると言う話。



【Ex】
個人的年末年始トレリザルト2012-2013
個人的年末年始トレリザルト2014-2015

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