今回は、「インシュリン系の強化」、「栄養分配改善」、「腸内細菌叢バランスの改善」に関するテクニックを紹介するが、これらに対しては近代的なサプリメントの利用が役立つ。


「インシュリン系の強化に役立つサプリ」

インシュリン関連を強化して、筋肉への栄養分配を高めるには、食品よりもサプリメントの利用が手っ取り早い。

マッハ6:
高用量のロイシンが筋合成のスイッチをオンにする。シニュリンPFとALAの組み合わせが、血中栄養素を素早く筋肉へ運び込む。血糖が素早く処理されることで、無駄な体脂肪合成が抑制される。

GCS750:
インシュリン模倣物質であるALAとフェヌグリークエキスの組み合わせが、血中栄養素を素早く筋肉へ運び込む。血糖が素早く処理されることと、HCAの働きによって、無駄な体脂肪合成が抑制される。

C3XなどのBCAA:
バルクアップ期のサプリではないが食事の際に摂取することで豊富に含まれるロイシンが筋合成を著しく高める為、マッハ6がない場合に役立つ



「栄養分配改善」

言わずと知れているが、ウエイトトレーニングを筆頭に、各種運動には筋肉のインシュリン感受性を高める働きがあるため、運動の継続は筋肉へ栄養が行きやすく、太りにくい体内環境を作りやすい。

マッハ6:
アルギニンとシトルリンの組み合わせは、筋肉への血流量を高め、あたかもトレーニング直後のような体内環境、すなわち、筋肉へ優先的に栄養素が運ばれやすい状態に仕向けてくれる。

アルファリーン:
主成分のCLAとオメガ3脂肪酸の組み合わせは、脂肪細胞よりも筋肉のインシュリン感受性を高める働きがあるので、筋肉作りにはもちろん、バルクアップ期の脂肪蓄積抑制にも役立つ。




「腸内細菌叢の改善」

良好な腸内細菌叢バランスを保つには、手段だけでなく、何よりもその継続性が物を言う。高い継続性を維持するには、普段の食生活に出来るだけ多くのシンバイオティクス的食品を組み込む必要がある

シンバイオティクス的食品の多くは、発酵食品である為、これらが苦手である場合やその他の理由によって、毎日規則正しく摂取するのが困難な場合、日常的に欠かさず摂取する基本サプリにその機能が備わっている事が理想的だ。

その様な都合の良い話は中々ないが、ほとんどの人が摂取しているであろうマルチビタミン&ミネラルに、高い抗酸化作用と腸内細菌叢バランスを改善するシンバイオティクス機能を持たせたVIVOと言う存在がある。予算のある人は、普段使いのMVMとしてVIVOを採用するだけで、胃腸に関する健康に対しての心配事が大幅に軽減するだけでなく、折角食べた栄養素の正味利用率が改善されるのだ。

実際、サプマスユーザーからは、VIVOの長期摂取によって、「明らかにVIVOが原因で筋量が増えた」、「体重が落ちにくくなった」と言うフィードバックが相次いでいるのは、VIVOが持つ複合消化酵素と腸内細菌叢改善機能から各種栄養素の摂り込み量が増えた事によるものとしか考えられない。

もちろん、腸内細菌叢バランス改善機能を主とした専門サプリである「クリア」を常備するのもセオリーの一つである。

兎も角、毎日の継続性が重要なので、自分にとって確実に続けやすい手段を選択すべきである。もっとも第一にそれが単なる自己満足ではなく目で見て判るほど明確な体感をもたらすものでないといけないが・・・。

#5へ続く



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