(動画を追加しました)

リハビリ日記番外編
曇り時々公園トレ-17
「追加・応用編1」

〜大胸筋と上腕三頭筋の追加種目〜


見栄えの良い大胸筋を目指す場合、これまでに紹介したプッシュアップのバリエーションを行うだけで、ある程度満足できる結果が得られるだろう。上手にやり込むことさえできれば、むしろ十分と言っても過言ではない。

しかし、見た目的によりボリュームのある大胸筋や上腕三頭筋を欲する場合、あるいは上半身の連動性や爆発的瞬発力などのスポーツパフォーマンスに直結しそうな要素の向上を目指す場合は、より強度の高い種目を追加すべきである。


そこそこのトレーニングインフラがあれば選択肢は多いが、基本的に自重を利用した種目が中心となる公園トレにおいて、プッシュアップを超える強度の大胸筋トレーニングと言えば、ディップスをおいて他にないだろう。

むしろ、ディップスを行うことさえできれば、なまじのスポクラよりも質の高い負荷を上半身にかけることができ、また、その強度故に、ある程度の器具を所有する家トレ派の人であっても、家にディップス環境がない場合は、その環境を外に求める価値が十二分にある。



大胸筋と上腕三頭筋の高負荷種目
「ディップス」


0、
平行棒があればベストであるが、ジャングルジムなどの平行になったバーを利用する。

1、
平行に向かい合ったバーそれぞれに手をついて、肘を伸ばし、足を軽く曲げて身体を浮かせる。

2、
基本的にはやや身体を丸めたエビのような姿勢を保ちながら、肘を曲げて身体をバーに向けて落とし込んでいく。姿勢に関しては、エビにこだわらず、無理がなく最もシックリ来る角度で行うと良い。

3、
可能な限り身体を落としたら、一気に肘を伸ばして爆発的に身体を持ち上げて元の位置へと戻る。

+α、
パートナーや子供に肩などを押してもらうことで負荷を増やすことが出来る。同様にアンクルウエイトやウエイトジャケットも有効である。


ポイント
(画像クリックで、動画が開きます)
なぞディップス自体動作が難しいが、それよりも、野外においてディップスに利用できる器具を見つける方がやや困難かも知れない。

兎も角、強固で平行なバーがあれば、何でも試して見るべきである。

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#18へ続く



【関連】
「曇り時々公園トレ」採用に至るまでの途中式
マスターのリハビリ日記-番外編-序
マスターのリハビリ日記-番外編-1
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マスターのリハビリ日記-番外編-3
マスターのリハビリ日記-番外編-4
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