リハビリ日記番外編
曇り時々公園トレ-8
「下半身-応用編」


下半身のトレーニングと言えば、スクワットなどが基本となるが、今回はその基本中の基本をすっ飛ばして、いきなり応用編から入ってみよう。

何故、下半身に関して、応用編から始めるかというと、公園トレを公園トレたらしめる要素は、ジムトレや家トレのダウングレードではなく、公園でしかできないトレーニングが行えることであり、その際たるが下半身のトレーニングだからである。

大多数のトラックを持たないジムや家トレでは、代替不可能なトレーニングを行ってみよう。



〜スプリントを行う〜

50m辺りが取っつきやすいが、30mでも100mでも構わない。全身全霊を込めて全力で走るダッシュを行ってみよう。慣れない内は、ほんの数本、しかも、インターバルを長く取っても良い。それほど、1本当りのダメージが最初の頃は大きいからだ。

慣れてきたら、本数を10本前後に設定し、自分の回復力に合せたインターバルで行う。


スプリントのメリット1:高強度

ダッシュやスプリントというと簡単そうに聞こえるが、もしも、全身の筋肉を全力で連動させて出力させることができれば、身体や関節は相当のダメージを負うことになる。全身に対する刺激は勿論、下半身にかかる負荷は時にウエイトトレーニングの比にならないことがある。


スプリントのメリット2:下半身全体を一度に鍛えることが出来る

スプリントで鍛えられる筋肉は、大腿四頭筋だけでない。ハムストリングスや大臀筋をハードに鍛え上げることが出来る。


スプリントのメリット3:ハムストリングスを改善する

ジムにおけるトレーニング然としたトレーニングばかり行っていると、大腿四頭筋とハムストリングスの筋力比が悪化しやすく、スポーツ等の実戦において、怪我をしやすくなる傾向がある。例えば、パワーラック内でハーフスクワット&レッグカールのコンボが良い例だ。ハムストリングス上部から大臀筋にかけての刺激が少ないため、臀部の見た目のみならず、実戦におけるハムストリングスの故障を起こしやすいというデメリットが発生する。


上記のメリットだけから考えても、週末にでもスプリントをやらない手はないのだが、そのメリットはまだまだ尽きない。待ちきれない人は、リハビリ日記1stシーズン#4あたりから予習してみよう。

#9へ続く



【Ex】
マスターと考える下半身のトレーニング まとめ
マスターのリハビリ日記-中臀筋を鍛えましょう♪

【関連】
「曇り時々公園トレ」採用に至るまでの途中式
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