(2013年10月に書かれたものですが、埋もれてしまっていたので、再掲載)


40歳を前に知った自分の体質編

味は嫌いではなく、むしろ、美味しく感じるのだが、それでも何となく苦手な食べ物というのをお持ちだろうか?

マスターの場合、卵かけご飯がそれである。美味しいのだけれど、他の人が旨そうに食べていても、何故か欲しくならない。

すき焼きもそれに近い。何故か解らないが、卵をお椀に落とした際、白身を取り出してしまう。つまり、黄身だけで肉を食べるので、黄身の消費が激しい少々贅沢な食べ方になってしまうのだ。



さて、時は2013年夏。

新しいホビーとして3月から鶏を10羽飼い始めたのだが、9月下旬にはボチボチと卵を産み始めると予想された。初めの頃は、産卵の間隔が広く、またバラツキも大きいと思われるが、10羽がフル稼働した際に最大係数(メーカーのカタログスペック)で計算すると、毎日8個の卵が生産される。

「8個」と言う数字だけみると、家族で食べる分には丁度良いかも知れないが、生産は毎日続くため、5日で40個、30日で240個という数になり、少しでも消費が滞ると、卵で溢れかえってしまうと言う問題が懸念された(取らぬ狸の皮算用)。

そこで、卵を習慣的に食べる癖をつけようと思いついたのが、ミルクセーキである。



手軽で早いタンパク質補給のためのプロテインシェイク代わりに、間食や朝食時にミルクセーキを飲めば、卵の消費が滞らず、かつ最良のタンパク源を補給できるという寸法だ。

卵量産期に備えて、同じ品種の卵を手に入れて早速習慣化を図るべく、1日、2日・・・とミルクセーキを飲み始めた!

オチは見えたと思うが、お腹がゴロゴロになってしまった。

どうやら、卵の白身を生で食べると、お腹が緩くなる体質だったようだ。計画は、実験段階で早くも頓挫した。



・・・と言う事で、この夏、この歳になって初めて知った自分の体質という話であるが、それでも、人間の無意識を含めた意識とは大したもので、知らず知らずの内に受け付けない物を避けるように出来ているのではないかと思ったワケ。



Ex:
卵白を大量に食べる人はビオチン補給を

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